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注文住宅の4割に太陽光発電が設置される
最近は本当に太陽光発電をそこいら中で見かけるようになりましたね。
最近では4割の注文住宅には太陽光発電が設置されていると言います。
では、みんなどんな理由で太陽光発電を設置するのでしょうか?
私が接してきたお客さんの主な設置理由ベスト5をご紹介します。
メールで概算見積りする
光熱費の削減のため
なんと言っても電気代を安くする為に太陽光発電を設置する方が多かったです。
割合にしたら5割くらいのお宅が光熱費の削減を第一の目的で設置されていました。
じゃあ、ホントに太陽光発電を設置したら電気代安くなるのか?
どのくらい安くなるのか?
って事が一番の関心事でしたね。
この点については、各メーカーで定められている最低限のシステムを設置できるだけの屋根があってよっぽど周辺環境が悪い(四方八方大きなマンションに囲まれているなど)お宅でなければ大概のお宅でメリットが出ていました。
光熱費の削減を目的に太陽光発電を設置された方はほとんどのお宅で満足されている事と思います。
売電収入のため
どちらかというと投資よりの考え方をする方がだいたい3割くらいいらっしゃいました。
どのくらい儲かるの?ということが一番の関心事ですね。
しかし、ぶっちゃけて言うと住宅用のシステムの場合、儲かるほどの売電収入は期待できないというのが正直なところです。
ここで言う儲かるとは、月々支払う太陽光発電の設備費用や毎月の電気代よりも売電収入が大きい事を指しますが、そもそも住宅用の太陽光発電では屋根の大きさの制限があるのでそこまでの大きな発電量は期待できません。
将来の光熱費がゼロになるくらいでしょうか?(2万円〜3万円の範囲であれば十分可能です)
私のお客様で相当環境の良いお宅で屋根が大きくて消費電力が少ないお宅で、毎月2,000円〜3,000円のプラス(毎月)になっているお宅はありましたが、ほとんどのお客様のお宅はだいたいシステムの費用や電気代と売電収入がトントンと言ったところでした。
関係者に太陽光発電販売もしくは施工の人がいるため
何気に多かったのがこの身内や知り合いに太陽光発電の販売や施工をしている人がいてその人の影響で設置に踏み切られる方です。
この手の方は正直あまり太陽光発電のことは分かっていませんでした。
ただ、知り合いが勧めてくるから良い物だと思っていう感じですね。
そんなことで太陽光発電という高額商品の購入に踏み切る方っているのか?という感じですが、太陽光発電の場合売電収入があるので損はしない!という友達の強い勧めで設置される方は1割くらいいらっしゃいました。
環境のため
ここからは割合的にはグッと少なくなりますが、地球の将来の為に太陽光発電を設置する方もいらっしゃいました。
太陽光発電が他の再生エネルギーよりもメンテナンスや手間が少ない事で設置に踏み切られる方ですね。
太陽光発電を始めとする再生エネルギーの本来の目的はこのエコということですので、とっても素晴らしいことだと思いますが現実には環境を第一の理由にして太陽光発電の設置をされる方というのはあまりいらっしゃいませんでした。
近所が設置したため
建て売り10棟とか割と少数で区分されている住宅地であるのが、近所が設置しているから私も〜という方です。
この手の方は本当は前々から興味があったんだけど、本当に良い物が心配で設置に踏み切れず、近所の良い評判を聞いて設置に踏み切ると言うパターンですね。
これはこれでいいとは思いますが、一件一件屋根の形や大きさって違うし、電気の使用量も違うのでご近所でメリットが出たからと言って、全部のお宅で良い物となるとは限りません。
しかも、国からの補助金が出ていた頃と今とでは負担額も変わってきますし、売電価格も違います。
興味あったぶんだけ少しもったいない気がしますが、自分の目で見ないと納得しないタイプの方ですね。
太陽光発電を比較する際のポイントと計算方法
太陽光発電を比較検討する際に、一番気になるのは価格ではないでしょうか?
最近ではメーカーの努力によって発電量の多い太陽電池の量産体制によって年々、価格も下がってきました。
太陽光発電を設置するにあたって価格は大切な検討材料である事に異論はありません。
しかし、私が実際にお客様にお話を聞いたら『太陽光発電は良い物だとは思うけど高いんでしょ?』という漠然としたイメージが多く、ほとんどのお客様が太陽光発電の価格についてはだいたいの範囲でした把握していませんでした。
その要因としては、メーカーや販売店によって価格がまちまちだからということがあげられます。
太陽光発電のメーカーは日本国内だけでも10以上、海外メーカーを合わせれば20以上にもなります。
そのメーカーごとに価格はまちまちになります。
太陽光発電の価格
太陽光発電と一口に言っても決して太陽電池モジュール(パネル)だけの値段ではありません。
太陽光発電の価格を細かく見てみると以下に分類されます。
- モジュール
- 架台
- 接続箱
- パワーコンディショナ
- 売電メーター
- 工賃
- 代理店の利ざや
上記の1〜7の合計が太陽光発電システムの価格となるわけです。
このうち、1〜5についてはメーカーから仕入れたものになりますので、どこの代理店も大差ない金額で販売しています。
この価格については各メーカーのカタログを見ていたければメーカー希望小売り価格という欄がありますので、そこで確認して下さい。
ではどこで適正価格かどうかを確認するかと言えば、5と6の部分になります。
施工費と代理店の利ざやの部分に注目しよう
太陽光発電を比較検討する際には、システム(上記の1〜7の総額)の見積りをもらえます。
この見積りの工賃(施工費)と販売代理店の利ざやの部分で各社価格が変わってきます。
工賃の部分は分かりやすいんですが、利ざやの部分はたいがいは1〜5に乗っかっていますが、中にはメンテナンス代金として計上されている場合もあります。
見積書からどの程度の工賃と利ざやが乗っかって合計金額になっているか把握したら、次に比較するわけですが、上記にもあるように各メーカー価格が違うのでそもそもどうやって比較すればいいのかという話しですが、これについては簡単な計算方法がありますので、ご紹介します。
太陽光発電の適正価格を求める計算方法
上記の計算方法は簡単ですが、太陽光発電1kwあたりの価格になります。
この価格で、どちらが高いか安いかを判断していただければ良いかと思います。
最後に、太陽光発電は決して価格が全てではありません。
わずかな光でも発電を保証してくれるモジュールや最大出力が素晴らしいものなど各メーカーごとに特徴があります。
この特徴も踏まえながら価格を検討してみてくださいね。
なお発電量から実際に売れる電気代を計算する方法(シミュレーション)も合わせてご確認するようにしましょう。
太陽光発電の満足度
2017年に太陽光発電のポータルサイトを運営する株式会社グッドフェローズが太陽光発電を検討した全国のユーザー967人に『太陽光発電の設置状況と設置後の満足度の調査』を実施しました。
その結果、太陽光発電を検討した人の75.1%が実際に太陽光発電を設置し、その中で満足している人の割合が95.5%という驚異的な満足度を得ているという結果がでました。
この結果には、実際に太陽光発電の営業マンをしていた私も胸が張れますし、これからも自信を持って太陽光発電をおすすめしていこうと思います。
また、この967人の実に48.3%がパナソニックを設置していました。
パナソニックは2017年において日本での普及率も18%とNO.1のメーカーになります。
自分の屋根環境に合ったメーカーを選ぶ必要性
現在の太陽光発電業界では20以上のメーカーがあり、当サイトでも20ものメーカーを紹介していますが、その中でもパナソニックはどパネルの性能が高く、かつパネルの種類も多数あるので様々な屋根の形にも対応できるなどメリットの大きいメーカーです。
しかし、太陽光発電というのは他の自然エネルギー商品と違い設置する場所や環境、屋根の形などの総合的な面から最適なメーカーというのが変わるということです。
日本でのシェアが高いからと言って一概にパナソニックがいいです!とは言えないという事ですね。
大切なのはしっかりと自分の自宅環境でどれだけ発電しどれだけ売電できるのか、それを支払いとの兼ね合いからシミュレーションすることです。
そして、そのシミュレーション結果から一番メリットの高いメーカーを選択しましょう。
当サイトがおすすめしているトップ3メーカーを参考に検討してみてください。
太陽光発電を設置する理由まとめ
以上、太陽光発電を設置する理由でした。
太陽光発電の設置理由としては上記で紹介したものが多かったですが、それでも現在設置されていないお宅は太陽光発電が持つ『良いものだけど値段が高い』というイメージが先行しているからでしょう。
しかし、近年の太陽光発電は発電量も価格も一昔と比べてだいぶ落ち着いてきています。
また最近のパネルはより小さくて発電量があるものも登場して、今まで屋根が小さくてメリットが出なかったお宅でもメリットが受けられるようになってきています。
設置する、しないに関わらずご自宅に合う太陽光発電の現在の価格や自分の屋根でどれだけの電気が作れて、売れるのかなどを見ておく事が家にとって大切だと感じています。
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