新電力とは、大手電力会社以外の電力小売り事業を行っている会社になります。
2016年4月に電力が自由化されたことをきっかけに大手企業から中小企業まで全国には300以上の新電力会社が存在しています。
価格競争によって、基本料金0円のプランやポイントや特典などが魅力的なプランも登場しています。
しかしその反面、新電力ならではの『縛り』のようなものを設ける企業や、それによる単価は大手電力会社よりも高く設定されていて、一人暮らし世帯などのように電気料金が低い世帯では新電力に切り替えるメリットがなかったりもします。
それぞれの電力会社の特徴やプランを比較できるように比較表にてまとめましたので、電力会社選びの参考にしていただければと思います。
新電力と呼ばれる電気の小売り事業を営む会社は全国に600社以上あります。
その会社ごとに特徴やプランなどが違ってきますので家庭にとって最適なプランを探すのはかなり困難状況です。
そこで、家庭の電気使用量やライフスタイルなどから、電気の専門アドバイザーが全国の新電力の中から最適な会社とプランを選んでくれるサービスがおすすめです。
面倒な切り替え手続きもサポートしてくれたり、料金の交渉も代行してもらえます。
無料で相談することができ、今だとキャンペーンで3万円のキャッシュバックも受けられます。
電気料金の相談にも乗ってもらえるので、気軽に使ってみるとよいでしょう。
ページ内目次
新電力比較表
※電力会社を選択するとその会社利用者の口コミや詳しい特徴ページがご覧になれます。
電力会社 | プラン | 特典 | 地域 |
東京ガスの電気 | 従量電灯 | 電気代3ヵ月10%オフ | 東京電力管内 |
Looopでんき | 基本料金0円 | 特になし | 北海道電力/東北電力/東京電力/北陸電力/中部電力/関西電力/中国電力/四国電力/九州電力 |
あしたでんき | 従量電灯 | Amazonギフト券2,000円 | 東京電力/東北電力/中部電力/関西電力/中国電力/九州電力 |
ミツウロコでんき | 従量電灯 | 特になし | 北海道電力/東北電力/東京電力/北陸電力/中部電力/関西電力/中国電力/四国電力/九州電力 |
HTBエナジー | 従量電灯 | 特になし | 北海道電力/東北電力/東京電力/北陸電力/中部電力/関西電力/中国電力/四国電力/九州電力 |
楽天でんき | 基本料金0円 | 楽天ポイント2,000P | 北海道電力/東北電力/東京電力/北陸電力/中部電力/関西電力/中国電力/四国電力/九州電力 |
ENEOSでんき | 従量電灯 | 基本3か月分無料 | 東京電力/関西電力 |
auでんき | 従量電灯 | auウォレット10,000P (抽選) | 北海道電力/東北電力/東京電力/北陸電力/中部電力/関西電力/中国電力/四国電力/九州電力 (一部対象外地域アリ) |
ソフトバンク電気 | 従量電灯 | 電気代初月0円 (ソフトバンクモバイルユーザー限定) | 北海道電力/東北電力/東京電力/北陸電力/中部電力/関西電力/中国電力/四国電力/九州電力 |
ピタでん | 基本料金0円 | 特になし | 北海道電力/東北電力/東京電力/北陸電力/中部電力/関西電力/中国電力/四国電力/九州電力 |
ジェイコム電気 | 従量電灯 | 特になし | 関東/関西/福岡/熊本/大分/下関/札幌/仙台 |
大阪ガスの電気 | 従量電灯 | 特になし | 関西電力管内 |
秩父新電力 | 従量電灯 | 特になし | 東京電力管内 |
一番安い新電力はミツウロコでんき
- 第2段階料金からグッと安くなる
- 太陽光発電とのセットで買取価格が9.0円/kWh
ミツウロコでんき | auでんき | 東京ガス | ENEOSでんき | |
120kWhまで | 21円43銭 | 20円67銭 | 19円49銭 | 19円52銭 |
120kWh~300kWh | 22円63銭 | 25円07銭 | 24円89銭 | 24円09銭 |
300kWh~ | 25円24銭 | 27円96銭 | 26円99銭 | 25円75銭 |
ミツウロコでんきは基本料金ありの3段階料金制の従量電灯プランになりますが、他の新電力と比較しても料金は安いです。
特筆すべきは2段目、3段目の料金が格安に設定されています。
1段目の料金(120kWhまで)で済んでしまうような電気の使い方では、他新電力の方が安くなりますが120kWh以上使っている世帯であれば電気の切り替えによる節約メリットは享受できるでしょう。
また太陽光発電とのセット買取プランも用意されているので、太陽光発電を設置している建物であれば売電によるメリットも受けられます。
電気料金の節約を一番に考えるのであればミツウロコでんきをおすすめします。
特典(ポイント)重視は楽天でんき
- 基本料金0円
- とにかく楽天ポイントが貯まる
楽天でんきは基本料金0円プランで使ったら使った分だけ電気料金がかかりますが(東京電力エリアは26円)、まず電気の切り替えで楽天ポイントが2,000円もらえます。
また、楽天カードで電気料金を支払うと100円ごとに1ポイントが付与されます。
そして、貯まった楽天ポイントは電気代に使う事ができます。
私も楽天市場をよく利用していますが、期間限定ポイントって結構失効しちゃうことがありますが、毎月の電気代にあてることができれば効率よくポイントを使う事ができます。
楽天ユーザーであれば楽天でんきをおすすめします。
一人暮らし世帯にはHTBエナジー
新電力のデメリットとして一人暮らし世帯のように電気料金がそれほどかかっていないと、電気の切り替えメリットがあまり受けられないことがあります。
ただ、HTBエナジーの東京大江戸プラン従量電灯B5であれば一人暮らし用のプランで『基本・従量料金一律5%オフ』で使用電力量が少ない世帯でもメリットが受けられます。
また1段目の料金単価は18円46銭と一番安い価格になっています。
一人暮らし世帯にはHTBエナジーをおすすめします。
6人以上の大家族にはピタでん
ピタでんはサービスを終了しました。
- 使い放題プランがある
- 基本料金0円プランがある新電力と比較しても安い
- 燃料費も再エネ賦課金なし
毎月の電気代が1万円を超えてくるようなお宅であれば、ピタでんの使いたい放題プランがおすすめです。
使いたい放題プランとは、毎月500kWhまでが定額の安い電気代を使う事ができるプランです。(東京電力管内で12,000円)
ちなみに、500kWh以上使う際には従来の単価が請求されます。
ピタでんは、基本料金0円の使った分だけ支払うプランですが、他の新電力と比較しても単価は安いです。
6人以上の大家族であれば電気代も1万円を超えて来ることもあるかと思いますのでピタでんの使いたい放題プランを検討してみるとよいでしょう。
新電力を比較する上での注意点
- 解約違約金の有無を確認する
- 基本料金0円だからと言って安いとは限らない
- カスタマーサービスの質も大切
新電力を比較するとなるとつい料金ばかりが先行してしまいがちですが、新電力を比較する上であ料金以外にも大切な項目があります。
その一つが違約金の有無です。
新電力によっては一年未満の解約で20,000円の解約違約金が発生するところもあります。
安易に電力会社を切りえて逆に電気代が高くなってしまったケースも往々にして起こる事を考えれば、解約違約金の発生しない新電力を選ぶことをおすすめします。
二つ目は、基本料金0円の罠です。
新電力の中には基本料金を0円に設定し、使った分だけ電気代が発生するプランを設けているところもありますが、単価(kWh)は高い傾向にあるので電気をよく使う家庭であれば逆に電気代が高くこともあり得ます。
基本料金0円に惑わされずに、年間の電気代シミュレーションで比較するようにしましょう。
三つめは、カスタマーサービスの質です。
新電力ではほとんどのところでコールセンターを外注して他会社が対応していますが、コールセンターの質には大きな差があります。
実際に使った電気代(明細)と引落されてる金額が違うなどのことから問い合わせをしても回線が混みあっていて繋がらなかったり、メールで問い合わせも返信まで3日かかるなどの口コミもあります。
各社のサービスの質は利用してみなければ分からない点ではありますが、利用者の口コミなども参考にトータルで比較するようにしましょう。
当サイトでは、手っ取り早く最もオトクな電力会社を探したい方に電気料金比較サイト『電気チョイス』をおすすめしています。
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