太陽光発電をカーポート(駐車場)に設置する際の3つの注意点

最近では、自宅屋根をキズつけることなく太陽光発電が設置できるとして、カーポート(屋根と柱だけの簡単な車庫)に設置するケースが増えてきました。

カーポートへの太陽光発電の設置としては、既設カーポートの上に設置するパターンとソーラーカーポート言われるカーポート専用の太陽光発電の大きく2つのパターンに分かれます。

見た目的にもすごくカッコいいですし、屋根を傷つけないので雨漏りの心配がないとメリットばかりがイメージされますが、カーポートへの太陽光発電設置について注意しておかなければいけない点(デメリット)があります。

太陽光発電をこれからカーポートへ設置することを検討されている方は、設置前にきちんとデメリットも理解するようにしましょう。

飛来物・影・盗難のリスクは上昇する

カーポートへの太陽光発電の設置は屋根への設置と比較すると、盗難・飛来物・影のリスクが上昇します。

カーポートへの太陽光発電の設置ではどうしても、低い位置に設置になります。

例えば、カーポート前でボール遊びをしていた子供が誤ってシステムに不具合を起こすことも考えられるわけです。

また、新興住宅地などでは、これから新たに家が建っていくかと思いますが、お隣や向かいの建物が影になって発電量が低下するリスクもあります。

屋根への設置でも影へのリスクはありますが、そのリスクがカーポートへの設置の場合には大きくなります。

既設のカーポートに太陽光発電を設置する場合には、ソーラーパネルや銅線の盗難のリスクもあります。

飛来物・影・盗難リスクに関しては、盗難補償や自然災害補償への加入も一緒に検討するようにしましょう。

屋根への設置と比べると費用対効果は悪化する

リクシルソーラーカーポート価格表
参照元:LIXIL webカタログ

カーポートに太陽光発電を設置する際には、追加の工事費が発生しますので、その分費用対効果は悪化します。

既設カーポートに設置する場合にはサポート柱を新たに設置するなどの補強が必要になることが多いです。

ソーラーパネルは1枚15kg~20kgになりますから、5kWのシステムをカーポートに設置するとなるとかかる重さは250kg~330kg程度にもなります。

《カーポートにかかる重さの計算例》
5,000W÷300W(1枚あたりのパネルの重さ)=16.6
16.6×15kg~20kg=249332

これに加えて、雪が積もったことも想定してカーポートを補強していきます。

補強の代金は通常のシステム費用に加えて25〜30万円程度が相場となっています。

ソーラーカーポートの場合には、新たにカーポートを設置する費用がかかることになります。

ソーラーカーポートは設置するメーカーによって価格差はありますが、リクシルのソーラーカーポートの場合には1kWあたりの価格が60万円程度にまでなってしまいます。(2020年における1kWあたりの価格相場は25万円)

このように既設カーポートへの設置には補強代として25~30万円、ソーラーカーポートの場合には倍近くの費用がかかることになり、屋根への設置と比較すると費用対効果は悪くなります。

固定資産税の対象となることもある

ソーラーカーポート固定資産税計算例
300万円のソーラーカーポート費用であれば課税標準額はだいたい6割程度になる為、180万円
180万円×0.014=1,285円(固定資産税)

既設カーポートの上に太陽光発電を設置する場合には動産扱いになりますから、固定資産税の対象にはなりませんが、ソーラーカーポートの場合には固定資産税の対象となることがあります。

ソーラーカーポートが固定資産税の対象となるケースは以下の2点になります。

  • 地面に基礎が埋め込まれている場合
  • 三方向以上を壁で囲まれている場合

この場合のソーラーカーポートは、家屋(車庫)としての扱いになるため固定資産税の対象となります。

余計な出費は費用対効果が悪くなりますので、上記の2点に注意してソーラーカーポートを設置するようにしましょう。

ちなみに固定資産税と認定されてしまった際には、土地とカーポートの固定資産評価額に1.4%を乗じて算出します。

一応、ソーラーカーポートの固定資産税の計算方法を掲載しておきますが、実際の固定資産税に関しては自治体の資産税担当部署で確認するようにしてください。

カーポートに設置するならソーラーカーポートを検討する


屋根への設置は雨漏りのリスクがあるということで、どうしてもカーポートに設置したい方はソーラーカーポートを検討する事をおすすめします。

ソーラーカーポートとは、太陽光発電仕様で作られたカーポート(太陽光発電一体型)のことで一般的なカーポートよりも頑丈で強風や積雪に強い造りとなっているカーポートになります。

ちなみに一般的なカーポート(ポリカ製屋根のカーポート)が耐風圧34m/s・耐積雪20cmなのに対してソーラーカーポートは耐風圧36m/s・耐積雪40cm以上耐えられる造りとなっています。

また蓄電池、電気自動車の為のV2Hスタンドも発電効率を落とすことなく導入することができます。

ソーラーカーポートの経済メリットシミュレーション

  • 発電容量:3.7〜7.3kW
  • 間口:5.2〜6.9m(2台分の間隔)
  • 奥行:4.5〜6.2m
  • 年間発電量:6600kWh
  • 売電単価:21円/kWh
  • 設置費用:180〜240万(税込)

年間経済メリットは約14万円ほどになります。

ソーラーカーポートは、角度や方角を最適にすることができるので、屋根に設置するよりも発電効率は良くなります。

新たにカーポートの設置を考えてるなら断然ソーラーカーポートがおすすめ

これから新規でカーポートの設置を検討している方であれば、ソーラーカーポートにすることで経済的なメリットを受けることができます。

仮に50万円で通常のカーポートを購入しようと予定した方が、200万円でソーラーカーポートを購入した場合、売電の制度を活用すれば10年後には太陽光発電設備代の150万円は償却することが可能な場合が多く、実質無料で太陽光発電設備を手に入れることができるためです。

また、ソーラーカーポートと一緒に、今後普及する事が予想される電気自動車の充電コンセントの工事やV2Hスタンドの工事も検討することをおすすめします。

初期費用はかかってきますが、ソーラーカーポートの売電で賄えてしまうケースも多いので、これからカーポートの設置を検討している方であればソーラーカーポートを検討するようにしましょう。

カーポートへの設置は費用対効果とリスクを考えて設置検討しましょう

カーポートに太陽光発電を設置する時の注意点まとめ
  • 飛来物・影・盗難のリスクを考慮して保険、補償なども視野に入れる
  • カーポートの補強代・ソーラーカーポートの設置費用で費用対効果は悪化する
  • 固定資産税の対象物件を避けて設置する

太陽光発電は費用対効果やリスクのことを考えると屋根に設置することをおすすめしますが、それでもカーポートへの設置は見栄えがいいですし、設置角度を南向きの角度30度で設置(太陽光発電が一番発電する方位と角度)できるなどのメリットがあります。

カーポートへの設置はメリット、デメリットを考慮して検討するようにしてください。

おすすめソーラーカーポート設置業者

GCストーリー株式会社
GCストーリー株式会社
ソーラーカーポートの施工実績日本トップクラス!
GCストーリーは、東京都江東区に本社がある太陽光発電の施工業者になります。

特にソーラーカーポートの設置に関しては全国に850件以上の実績があり(2020年4月時点)日本でもトップクラスの施工業者になります。

扱っているメーカーも多く、様々な立地条件でも最適なソーラーカーポートの提案できるのがウリです。

施工対応エリアは全国になりますので、ソーラーカーポートに興味がある方はGCストーリーの提案を一つの基準とすることをおすすめします。