太陽光発電は新築と既築どちらに付けたほうがいいの?注意点は?

太陽光発電は出来れば新築に設置しましょう

私は基本的に太陽光発電は良い物だと思っています。

『基本的』になんて、思わせぶりな書き方をしてしまいましたが、要はその家に一番最適な太陽光発電を設置する事ができれば良い物となるし、家にミスマッチな太陽光発電を設置したらメリットの少ない高価な物となるということです。

太陽光発電を設置したらその月から屋根で電気を作ってくれて自己消費または売電によって恩恵を得る事ができます。

家に合ったメーカーの太陽光発電をなるべく早く設置すれば、システムにかかった費用も15年〜17年で回収も可能です。

そしたらいよいよ光熱費0円住宅の恩恵を受ける事ができます。

そうゆう意味で、新築から太陽光発電を設置することおすすめします

また余談ですが、太陽光発電の良さは経済的なメリットだけでなく、小さいお子さんにとっては天候と言うものを身近に考える子へと成長させる影響もあります。

家族にとっても『今月ウチでこれだけ発電したよ。』『うわぁ!今日晴れているから凄く発電してるね。』などの、コミュニケーションツールにも一役買ってくれます。

『太陽光発電』というと、イメージ的に『価格が高い』『いくら売電できるの?』などと、お金の話しにいきがちですが、家族が一つになってエコに取り組む事ができる素晴らしい商品だと言う認識を持つと、もっと心が豊かになるかもしれませんよ。

新築時に太陽光発電を設置する時の注意点

2014年度の注文住宅の4割に太陽光発電が設置される
2014年度の注文住宅の4割に太陽光発電が設置される

国土交通省の調べによると2014年度に注文住宅を建てた方は4割を越えて太陽光発電を設置したようです。

太陽光発電というものが私達一般レベルにまで浸透してきた事を表すデータですね。

また2022年10月には東京都が新築住宅に太陽光発電設備の設置などを義務化する制度をめざすと発表しました。

この流れは更に高まる事が予想されますし、新築のお宅だけでなく既築住宅にもこれからは太陽光発電はどんどん普及していくでしょう。

小さな工務店から全国的に知名度のある住宅メーカーまでありとあらゆる所が太陽光発電を扱っている状態ですね。

ただ、ここで注意点ですが工務店や住宅メーカーの扱っているメーカーは太陽光発電専門業者に比べて少なくだいたいの所が1〜3メーカーになります。

当サイトでは20のメーカーの特徴やシミュレーションをご紹介していますが、メーカーによって価格や特徴、発電量、保障などが変わります。

言い換えると、工務店や住宅メーカーで太陽光発電を設置するというのは、選択肢の少ない太陽光発電の中から選び、その中で最適なプランを強引に設置していると言うわけです

あまりに強引な考え方ですよね?

なので、私は『餅は餅屋』という言葉もある通り、太陽光発電は太陽光発電専門業者にお願いするべきだと唱えています。

ハウスメーカー別太陽光発電比較一覧表

ハウスメーカー名初期保証期間定期点検取り扱いメーカー
三井ホーム30年10年に1度
(30年目までは無料で以降は有料)
シャープ
東芝
カネカ
パナソニック
へーベルハウス30年5年に1度
(30年目までは無料で以降は有料)
パナソニック
京セラ
サンテックパワー
住友林業30年5年に1度
(25年目までは無料で以降は有料)
シャープ
京セラ
ソーラーフロンティア
パナソニック
積水ハウス30年5年に1度
(30年目までは無料で以降は有料)
シャープ
カネカ
セキスイハイム20年5年に1度
(60年目まで無料)
シャープ
ソーラーフロンティア
京セラ
ダイワハウス30年5年に1度
(25年目までは無料で以降は有料)
パナソニック、シャープ
パナソニックホームズ20年5年に1度
(25年目までは無料で以降は有料)
パナソニック
ミサワホーム30年10年に1度
(30年目までは無料で以降は有料)
Qセルズ
京セラ
東芝
一条工務店30年10年に1度
(10年目までは無料で以降は有料)
夢発電システム
(オリジナルソーラー)

ハウスメーカーで太陽光発電を設置するメリットデメリット

住宅用太陽光発電導入件数推移グラフ
住宅用太陽光発電導入件数推移グラフ

2009年のFIT(固定価格買取制度)法以降、日本でも太陽光発電が普及し2016年の時点で住宅用太陽光発電導入件数は日本全体で7.2%との数字が太陽光発電協会から報告されています。

今後は太陽光発電の低価格化の流れと共に新築に太陽光発電を設置する件数は多くなることが予想されるわけですが、安易にハウスメーカーで太陽光発電を設置するのはおすすめしません。

ハウスメーカーで太陽光発電を設置する際のメリットとデメリットをまとめましたので、参考にしていだければと思います。

メリット

支払いを一つにまとめられる

太陽光発電を新築時に設置すれば住宅ローンという形で支払いを一つにまとめることができます。

支払いを一つにすることで、家計の計算がしやすくなります。

また、新築建設以降に車のような高い買い物の必要性が出てきた時にも、借り入れ先の数が二つよりも一つのほうが金融機関からの印象が良くなるのでローンも通りやすくなります。

また太陽光発電を後付けで設置する際には、太陽光発電専門のソーラーローンを使うことになりますが、住宅ローンに比べて金利は高めになります。

屋根瓦一体型の太陽光発電が設置できる

屋根瓦一体型太陽光発電
新築時に太陽光発電を設置する際の一番のメリットとも言えるのは、屋根瓦一体型太陽光発電を設置することが出来る点にあります。

屋根瓦一体型太陽光発電とは、屋根材にソーラーパネルが組み込まれていて外観の的にもとてもスマート印象を演出することができます。

後付けでも屋根瓦一体型太陽光発電の設置は可能ですが、屋根ごと取り換えることになりかなり大掛かりな工事になるため、費用対効果は大きく悪化します。

ただ、現在の屋根瓦一体型太陽光発電は屋根据え置き型太陽光発電と比較すると性能面で大きく劣ります。

太陽光発電に売電収入や節電効果を考えている方には、屋根瓦一体型太陽光発電はおすすめしません。

デメリット

固定資産税が上がる

《固定資産税の計算方法》
課税標準額×税率(標準税率1.4%)

新築時に太陽光発電を一緒に設置すると固定資産税が上がるのはデメリットと言ってよいでしょう。

固定資産税とは、土地や家屋、マンションなどの償却資産を所有している人に課せられる税金になります。

固定資産税の計算方法は上記になります。

太陽光発電を新築時に設置してしまうと、建物の価格と同一に見なされてしまうため固定資産税が上がることになります。

ちなみに、後付けで太陽光発電を設置した場合には新たな固定資産税は発生しません。
(ただし10kW以上の産業用太陽光発電については課税があります)

大体の計算になりますが、120万円程度の太陽光発電のシステムを新築時に設置したら固定資産税は年間で8,400円程度高くなります。

太陽光発電メーカーの比較ができない

ハウスメーカーで扱っている太陽光発電のメーカーは多くても3~4種類になります。

しかし、太陽光発電のメーカーは国内メーカーだけでも10以上あり、これに海外メーカーも含めれば20以上になります。

太陽光発電の寿命は30年程度と言われていますが、建物にとって最適なメーカーを設置しなかった際の機会損失の額が大きな額になることが予想されます。

特に日照時間に大きく発電パフォーマンスが影響される太陽光発電では、地域による特性を見極めてのメーカー選定が大切になります。

担当者が太陽光発電のプロではない

ハウスメーカーの担当者は住宅のプロであっても太陽光発電に関しての知識に疎い可能性があり、最適な提案をしてくれない可能性があります。

というのも、住宅メーカーにとっての太陽光発電はいわゆるオプション的な位置づけで、担当者からしたら設置してもしなくても成績には反映されません。

試しにソーラーパネルが屋根にどのように設置されるのか聞いて見るとよいでしょう。

ソーラーパネルの代表的な設置方法だけでも以下の7つがあります。

  • 垂木固定方式(アンカー工法)
  • 横ラックレス方式
  • キャッチ工法
  • 支持瓦工法
  • 支持金具工法
  • ステップバー方式
  • 重石工法

ちなみに最もよく使われるのは垂木固定方式になります。

屋根に穴を開けることに抵抗があるのであれば、最新の施工方法としてシンプル・レイ工法という方法もあります。

ハウスメーカーで太陽光発電を設置するとなったら、このように数多くある施工方法から希望に沿ったやり方でソーラーパネルを取り付けるという選択肢はありません。

後付けの太陽光発電では建物の保証が切れる可能性があるので注意が必要

水害、地震、土砂崩れなどの災害および火災、爆発などの外来事故や当社が関与しない増改築および補修に起因するなど当社保証内容に満たない場合は適用除外となります。

ダイワハウス

私個人的には太陽光発電はハウスメーカーで設置するよりも太陽光発電専門の業者で設置したほうがメリットが大きいと考えています。

ただ、ハウスメーカーで家を建てた際には家の保証が設定されていますが、この保証が後付けの太陽光発電によって失効してしまうところもあるので注意が必要です。

ダイワハウスの保証内容ですが、『当社が関与しない増改築および補修』が太陽光発電の設置になります。

ただ全てのハウスメーカーで後付けの太陽光発電で保証が失効されるわけではありません。

ハウスメーカーによっては、保証と太陽光設置に起因する損害補償を分ける所や、指定された施工方法であれば保証が継続されるケースなど様々です。

保証に関してはかなりデリケートな部分になりますので、勢いで決めずに必ずハウスメーカーの担当者に確認するようにしましょう。

太陽光発電は専門店がおすすめ

家の建築と同時に、若しくは家を建てる際にお世話になった住宅メーカーで太陽光発電を扱っているから、太陽光発電も住宅メーカーで設置してしまったほうがよいのではないかと考える方が多いです。

結論からお話しすると、太陽光発電は太陽光発電専門の販売店で設置から施工まで行ったほうがよいというのが私の持論です

というのも、これだけ太陽光発電が出回っているにもかかわらず住宅メーカーの営業マンは太陽光発電に関しては素人に毛が生えた程度の知識しか持ち合わせていない人が実に多いからです。

中にはきちんと勉強されて知識を持たれている方もいらっしゃるかもしれませんが、それでも専門的な施工に関しての知識やメンテナンスの重要性を理解している方は少ないですね。

住宅メーカーでは太陽光発電はあくまでもオプションの一つという考え方ですし、細かく言うと支払いも住宅ローンに加味されてしまいますので、住宅に回せる資金が乏しくなる可能性もあります。

私のおすすめは、新築のお宅を建てた後に(だいたい1〜2ヶ月後)に複数の太陽光発電業者から見積もりをとって一番、シミュレーション結果の良い販売店で太陽光発電を設置するというものです。

太陽光発電の支払いは国でも優遇されている低金利のソーラーローンを活用出来ますし、与信も住宅で使ったものではない枠の外で審査してもらえます。

要は、資金を気にせずに家や周辺環境に最適な太陽光発電が設置できるというわけです。

住宅メーカーでは取り扱いメーカーが少ない

また私が太陽光発電の設置には太陽光発電専門の販売店をおすすめしているもう一つの理由は、扱っているメーカーが必ずしもあなたのお宅に一番合った太陽光発電とは言えないからです。

冒頭でもあるように最近の住宅には太陽光発電を望む人が増えた影響もあり、ほぼ全ての住宅メーカーで太陽光発電も扱っています。

しかし、住宅メーカーで扱っているメーカーは1つ、多くて2つと言ったところです

確かに住宅メーカーでお願いすればローンの計算などが住宅ローンと一括になったりと言った利点もありますが、それでも長い目で見た場合、住宅環境にマッチした太陽光発電を設置するのとそうではない太陽光発電を設置するのでは生涯に受けられるメリットには雲泥の差になることでしょう。

一日に50円の差があったとして、一年で365日×50円で18,250円、太陽光発電の寿命は30年程度だと言われているので30年×18,250円で実に547,500円も受けられるメリットに差がある事になります。

これでもこの額はかなり少なく計算しています。

確かに太陽光発電を設置すればしないよりは経済的メリットは受けられます。

しかし、どうせ設置するならあなたのお宅に一番合った太陽光発電を設置してあげてください。

住宅メーカーの営業マンに相談したらあれやこれや言って『住宅メーカーが一番論』をかざすことだと思いますが、私は太陽光発電は太陽光発電専門の販売店にお願いする事をおすすめしています。

住宅メーカー側からの意見

それでも住宅メーカー側はこう主張するでしょう。

我々は太陽光発電に最適な住宅を造れる

ただこれも、数少ない種類(住宅メーカーで扱っている太陽光発電は多くて3種類)の中から選び、その太陽光発電に最適な家を作っているのであって、地域の特性や周辺環境に最適化と問われれば疑問な所です。

今は、小さな工務店でも太陽光発電を扱っています。

太陽光発電って、パネルや周辺機器に関してはメーカーから仕入れているのでどこも同じ代物なんですが、扱っている販売店によって価格はもちろん保証、サポート、点検などが変わってきます。

総合的に見ても『餅は餅屋』、『太陽光発電は太陽光発電専門店』というのが現時点の住宅メーカー、太陽光発電専門店を比較しての私の結論です。

住宅メーカーの担当者は太陽光発電に関して無知?

例えば、住宅メーカーで太陽光発電を設置するとなったら、窓口となってくれるのは担当営業マンになりますよね。

住宅メーカーの営業マンは住宅に関してのプロではあると思いますが、太陽光発電のプロではありません
例えば、太陽光発電に何か不具合が生じた時、分からないことがでた時、災害時などの万が一の時に住宅メーカーの営業マンに問い合わせてもたらい回しにされることがあります。
または、施工担当者から連絡が来る。

これでは、窓口業務を営業マンがしてくれているだけで、たいして役にたっていないわけです。

担当営業マンと気心が知れて、気軽に分からないことが質問出来て、その質問の答えが迅速に帰ってくることを望むはずでよね?

住宅ローンの範囲外でソーラーローンが組める

住宅を建築するとはった方のほぼ全ての方が住宅ローンを使うことになるかと思いますが、太陽光発電を住宅メーカーでお願いしたらこの住宅ローン内の与信枠でのローン組みなります。

与信枠とは、金融機関からの借り入れる際の限度額のことです。

例えば、与信枠が3,000万円方であれば、住宅に2,800万円、太陽光発電に200万円というのが限度になります。

太陽光発電の専門業者は太陽光発電専門のソーラーローンという特別な融資制度を使いますので、この個人の与信枠とは別の所でお金を借りることができます

与信枠3,000万円の方であれば、住宅に3,000万円分の設備を設置でき、なおかつソーラーローンで太陽光発電を設置するというのが住宅の快適性の観点からはおすすめです。

ただ、ソーラーローンは住宅ローンよりも金利が高くなる傾向がありますので、金利による返済額の計算は必要になります。

太陽光発電は新築・既築関係なくメリットがあれば検討しましょう

ハウスメーカーで新築した時には後付けによる太陽光発電のほうがメリットが大きいことがお分かりになっていただけたかと思います。

ただ一点、保証の継続に関しては各ハウスメーカーによって取り決めが様々ですので、後付けで太陽光発電を検討されるのであれば、あらかじめ保証が継続されるハウスメーカーで家を建てるなどすることをおすすめします。

また、ハウスメーカーで太陽光発電を設置するにしても一度太陽光発電専門の業者の話しを聞いてからでも遅くはありません。

今はインターネットから手軽に見積書を取り寄せることもできるので、ハウスメーカーが提示する太陽光発電と相違があった際には値引き交渉の材料として使う事もできます。

ハウスメーカーで新築時、後付け共に今後太陽光発電の設置を検討しているのであれば、インターネットからの一括見積もりを利用することをおすすめします。

太陽光発電は決して安い買い物ではりませんし、太陽光発電の寿命が30年程度だと言われていることからも住宅の資産となります。

高い買い物であるならば、きちんと比較するのは当然のはずなのに、住宅メーカーではメーカーの比較はほとんど行われません。これは上記で説明したように住宅メーカーで扱っているメーカーが単純に少ないからですね。

金額が大きくなればなるほど、金銭感覚が麻痺して何十万単位の数字が疎かになります。

住宅の購入も太陽光発電の購入に関しても最後の最後まで財布の紐を意識しましょう。

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太陽光発電にはデメリットもあります!詳しくは下記記事をどうぞ