
当サイトで紹介している太陽光発電を様々な条件下でランキング化(ベスト3形式)しました。
現在、各メーカーから発売されている太陽光発電の性能はとても発電効率が高く、小型化された高品質なシステムではあるものの、価格・補償面ではバラつきがあります。
また、産業用太陽光発電(10kW以上のシステム)では、住宅用とは違った指標が必要になります。
この記事はメーカーによって最新情報があり次第、随時更新していますが価格・(最終ランキング更新日2022/08/03)
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最安値ランキング
RECソーラー
2021年8月時点の価格相場で言うと、RECソーラーは1kWあたり180,000円で販売されていて他メーカーよりも頭一つ抜きに出て安いです。
また、日本でのシェアそれほど大きくありませんが、世界的に見るとシェア1.9%の生産量があるメーカーになります。
日本での実績が少ないのが懸念される材料ではありますが、新パネルのツインピークシリーズ(最大モジュール変換効率19.8%)が発売されるなど、パネルの進化も心強いです。
ちょっとパネル一枚当たりが大きく作られているので、一般住宅への設置ではメリットが出ないお宅もあるかと思いますが、10kW以上の産業用太陽光発電システムでは比較検討の候補には入れておきたいメーカーです。
JAソーラー
JAソーラーの最新相場は1kWあたり200,000円になります。
元々中国のメーカーで2005年に日本に進出してきた、日本では比較的新しいメーカーです。
ただ世界シェアで見ると、第8位(2.4%)ということで実績あるメーカーになります。
2022年にはPVEL太陽光発電モジュール信頼性採点表では7回連続の「トップパフォーマー(最優秀企業)」に評価されています。
価格が安いだけでなくメーカーとしての実績面でも安心感があります。
日本では主に住宅メーカーと提携していますので、既築住宅での設置では対応が難しい所もありますが、JAソーラーを扱ている販売店があれば前向きに設置検討してもよいでしょう。
インリーソーラー
インリーソーラーの最新相場は1kWあたり210,000円です。
価格が安く、高性能なパネルということで非常にコストパフォーマンスに優れたメーカーです。
日本での実績も増えていますし、世界シェアは第2位(4.8%)ということで安心材料が多いのも嬉しいですね。
発電量(変換効率)ランキング
アブリテック
アブリテックが2020年6月に発売を開始した『6MH6A335-B0』は最大モジュール変換効率22.6%のパネルになり、現時点では世界NO.1の性能を誇るメーカーになります。
一枚あたりの公称最大出力は400Wになります。
6MH6A335-B0ハーフカットモジュールでセル内部の電気抵抗が低減されるため、抵抗熱発生による出力減少の抑制につながってより効率的な発電量が期待できます。
東芝
東芝は最大モジュール変換効率22.1%のパネルになり、世界でもトップクラスのパネル性能を持つメーカーです。
一枚あたりの公称最大出力はは360Wになります。
パネルの性能で言ったらバックコンタクト方式(パネルの裏面にも電極を使用する)を採用しているので実発電量という観点からも他メーカーより頭一つ抜きに出ています。
長州産業
長州産業は2022年4月に『JAPAN BLACK』(変換効率20.0%)の最新パネルの発売を開始しました。
9本バスバーやハーフカットセルによる安全性の向上、レイアウト性の向上によりパネル設置容量は21%も向上しています。
安心の国内生産高出力パネルなので長期間にわたって安定した発電パフォーマンスが期待できます。
補償ランキング
Qセルズ
- モジュールの出力保証25年(無償で初年度は97%を保証。2年目以降は毎年0.6%の出力低下を下限に出力を保証)
- 機器保証10年(無料)
- 15年システム安心保証(有料)
- 自然災害補償10年(無償)
- 日照補償連係日より1年間(無償)
- 万が一のサポート対応として全国に450ヶ所のサービスネットワーク、5ヶ所の物流拠点あり
Qセルズは唯一、日照補償が付与されるメーカーです。
日照補償では、決められた日照時間が確保できなかった際には最大で50,000円補償してくれます。
太陽光発電のデメリットの一つでもある天候に左右されてしまう点を補償してくれるのはかなりありがたいことです。
標準で自然災害補償があるのも、心強いです。
サンテック
- 出力保証25年(無償で設置後12年以内は公称最大出力の90%未満となる場合、25年以内は公称最大出力90%の80%未満となる場合に出力を保証)
- モジュール瑕疵保証12年
- 周辺機器の製品瑕疵保証15年(無償)
- ロングラン保証サービス15年(有償)
- 自然災害補償10年(有償)
- 屋根漏水補償10年(無償)
- 1年目と3年目のどちらか訪問点検(有償)
サンテックは設置後のアフターサービスに優れているメーカーです。
また、通常付与される10年間の機器保証の期間が終了しても、ロングラン保証サービスで15年まで保証期間を延長することができます。
特にパワーコンディショナでは10年以降に故障するケースも多くなるので、延長保証のサービスは嬉しいですね。
三菱
- モジュール出力保証20年(無償で公称最大出力の80%を下回った場合には修理、交換)
- 機器保証10年(無償)
- 接続箱1年間(無償)
- 4年ごとの訪問定期点検(有償)
- 延長保証(有償)
三菱の特徴の一つになりますが、太陽光発電の設置場所が海から最大で50mの位置でもメーカー保証が付けられます。
海側ではどうしても潮風の影響で内陸部に比べて架台や配線、パワーコンディショナなどの劣化が早くなります。
潮風の影響がある地域には、三菱をおすすめします。
日本での普及率(シェア)ランキング(2017年時点)
シャープ、パナソニック
日本でのシェアではシャープとパナソニックがそれぞれ18%で同率1位となっています。
シャープとパナソニックはどちらも日本の太陽光発電のメーカーの中では実績のあるメーカーになります。
ただ2014年時点ではパナソニックが32%、2015年では29%で1位だったものが今回では18%にシェアを落しています。
そう考えるとシャープに勢いがある現状とも言えます。
京セラ
京セラの日本でのシェアは15%で、前年の20%より低下する形となっています。
京セラは一般的な販売のほかに積水ハウスなどの住宅メーカーと提携してシェアを拡大してきた経緯があります。
その為、長い間日本の屋根で使用されているという実績があるメーカーになります。
ソーラーフロンティア
ソーラーフロンティアの前身は昭和シェルソーラーで2010年に社名変更をして、徐々に日本でのシェアを拡大してきたメーカーになります。
その為、他のメーカーと比較すると日本での実績は少なめです。
日本でのシェアは10%で前年の6%より向上した結果になっています。
産業用(投資用)おすすめランキング
インリーソーラー
産業用太陽光発電で私が一番におすすめしているのはインリーソーラーになります。
日本ではまだ聞き馴染みがないメーカーではありますが世界シェアは第4位になります。(2018年時点)
保証面の物足りなさは拭えませんが、それでも価格と発電量の兼ね合いでは他メーカーを圧倒しています!
2017年に発売された『PANDABIFACIAL』は1枚あたり375W(変換効率19.5%)になりますので、かなりの発電量が見込めます。
インリーソーラーは、販売店側で自然災害などに保証してくれるサービスがあるならおすすめのメーカーです。
Qセルズ
Qセルズはパネル性能はそこそこではありますが、補償面が優れていますので、特に産業用で重宝されるメーカーになります。
日本での実績が多いのも発電量の安心材料となっています。
ちなみに世界シェアで見ると第5位のメーカーになります。(2018年時点)
元WBA世界ライト級チャンピオン畑山隆則さんも太陽光発電投資にQセルズを採用していますね。
Qセルズは、産業用では安心感のあるメーカーですね。
カナディアン・ソーラー
日本では古くから実績のあるカナディアン・ソーラーですが、パネル性能はそこまでおすすめできるものではありませんでした。
しかし、2018年7月に1枚400Wの『CS3W-400/405P』を発売開始したことで、一気に産業用メーカーとしておすすめできるメーカーとなりました。
メーカー保証内容が塩害地域にも対応しているので、日当たりの良い海側にも設置できるのがメリットの一つと言ってよいでしょう。
また国内に300以上のサービス工場があるので、万が一の対応も迅速に行ってくれます。
世界シェアは第3位になります。(2018年時点)
カナディアン・ソーラーのパネルは、他メーカーよりも大きいので広大な敷地があるのであればメリットが大きく受けられるのでおすすめです。
管理人おすすめランキング
東芝
- パネル(モジュール)変換効率世界一
- 他のメーカーに比べて小さくて軽い
2016年から急速に日本でのシェアを伸ばしているメーカーです!
人気の理由は、世界ナンバー1の発電量を誇る(360W)パネルにあります。
また、パネルの種類が豊富に用意されているので、色々な屋根にも最適な提案が出せることも特徴の一つですね。
今までの短所である実績面を解消し、太陽光発電設置後のアフターサービス面にも力を入れています。
2017年の太陽光発電を設置した方の満足度調査では堂々の1位にも輝いているメーカーになります。
発電量にこだわる人にはおすすめのメーカーです!
ソーラーフロンティア
- CIS太陽電池を使ったモジュール(パネル)
- 独自の認定試験にクリアした施工主しか工事できないので工事が安心
- モジュール出力保証20年
一年を通して見たときに最も安定的に発電してくれるのがソーラーフロンティアです。
他のメーカーが結晶系のパネルで作られているのに対して、ソーラーフロンティアのみ化合物系のパネルで作られています。
この化合物系のパネルは晴天の日は他メーカーと同程度の発電ですが、曇りの日や朝方には他メーカーを凌ぐ発電が期待出来るパネルとなっています。
結局、一年を通して見たときに一番発電量が大きくなる傾向にあります。
コストパフォーマンスを重要視する方におすすめのメーカーです。
パナソニック
- 実績が豊富
- 基本的に全ての設備のクオリティが高い
- 様々な種類の屋根に設置できる
- 保証が充実している
パナソニックは以前太陽光発電業界でナンバーワンだったサンヨーを子会社として(2012年)パナソニックブランドとして売り出しています。
その為、とにかく製品の質がどれも高いのが特徴です!
パネル、パワーコンディショナ、接続箱、カラーモニター、それら全ての安定感で言ったら他のメーカーを頭一つ抜きに出ています!
また、保証面が優れている点もおすすめできる点になります。
太陽光発電ランキングまとめ
- 1kWあたりの価格
- デザイン
- 総合発電量
- 家族のライフスタイルにおける売電収入の額
- 設置後のアフターサービス
太陽光発電を様々な角度からランキング化してご紹介しましたが、太陽光発電を設置する際には総合的なメリットで比較して設置するようにしてください。
総合的なメリットで重視するのは上記の5点です。
今回ご紹介したランキングを参考にしてもらって、自宅の環境下において一番総合的にメリットが一番大きい太陽光発電を選ぶことをおすすめします。
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