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あしたでんき切り替えの目安は電気使用量150kWh以上
あしたでんきは基本料金0円というとても魅力的な料金プラン(標準プラン)が用意されていますが、電力量単価は25円50銭/kWhで東京電力の第一段階の料金(19円52銭)よりも高くなります。
従って使用量によっては現在の電力会社のままのほうがお得になることもあります。
あしたでんきの料金シミュレーションで、例えば東京に住む一人暮らしで昼間は学校、夕方から夜間にかけてアルバイトなどの生活をする大学生だと想定すると、契約アンペア20Aで月の使用量150kWhで計算するとあしたでんきに切り替えてしまうと年間で1,595円損をすることになってしまいます。
ちなみに契約アンペアを30Aにするとあしたでんきに切り替えた方がメリットは大きくなります。(年間最大1,775円)
大手電力会社の料金は契約アンペアによって基本料金が高くなる仕組みになっていますが、そもそもあまり電気を使わないような生活をしている学生などでは契約アンペアを下げるだけであしたでんきに切り替えるよりもメリットは大きくなります。
目安にはなりますが、月に150kWh以下の電気使用量であれば20Aでも十分に生活していけますので、あしたでんきへの切り替えよりも契約アンペアの見直しをおすすめします。
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あしたでんきの料金単価表(標準プラン)
※あしたでんきの対象エリアは以下の6つの電力エリアで北海道電力エリア、北陸電力エリア、四国電力エリア、沖縄電力エリアは対象外になります。
エリア | 電力量料金 |
東京電力 | 25.50円 |
東北電力 | 25.50円 |
中部電力 | 25.50円 |
関西電力 | 21.50円 |
中国電力 | 23.50円 |
九州電力 | 22.50円 |
セット割やポイント付与のサービスはない
あしたでんきのデメリットとしてガストのセット割引や電気使用量に応じたポイントの付与などがないことがあげられます。
例えば東京ガスであれば、第3段階の料金は26.99円とあしたでんきよりも高くなりますが、電気料金1,000円につき15ポイントが付与される特典が受けられます。
貯まったポイントは東京ガスが運営するwebショップで使えたり、nanacoやTポイント、Ponta(ローソン)などでも使う事ができます。
あしたでんきのプランは確かにシンプルで分かりやすい反面、特典やサービス面などでは他電力会社に劣っていると言えます。
Looopでんきからあしたでんきへ切り替える人が多数
2019年6月に同じく電気小売り事業を行っているLooopでんきより個人情報流出(メールアドレス7,676件)の事件が起きました。
Looopでんきもあしたでんき同様基本使用料0円をウリに料金の安さで勝負している会社ではありましたが、顧客情報流出事件後、顧客はあしたでんきに切り替える人が増えています。
それだけ、あしたでんきのプランは魅力的なんですね。
あしたでんきは電力小売り事業に参入したのは2018年4月で他電力会社よりも新しくシェアもそれほど多くはありませんが、Looopでんき(シェア10位)からの顧客が流れてくることや、プランのシンプルさからこれからシェアが伸びることが予想されます。
あしたでんき基本情報
運営会社 | TRENDE株式会社 |
供給エリア | 東北電力エリア、東京電力エリア、中部電力エリア、関西電力エリア、中国電力エリア、九州電力エリア |
料金プラン | 標準プラン たっぷりプラン |
支払い方法 | クレジットカードのみ |
特典 | アマゾンギフト券2,000円 |
あしたでんきまとめ
あしたでんきの切り替えは電気使用量150kWh未満であれば切り替えて損をすることも考えられますので、特に一人暮らし世帯では自分の電気使用量をよく確認して検討するようにしましょう。
一般的な世帯(3~4人家族)であれば切り替えによるメリットは見込めますので、電力の切り替えをおすすめします。
なお、関東地方エリアだけでも電気小売り事業を営む新電力会社は50社以上ありますので、あしたでんきも含めて電力会社の比較をするようにしましょう。
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