太陽光発電全20メーカーの4kWの価格相場

太陽光発電設置者の金額分布グラフ
参照元:太陽光発電の設置状況と設置後の満足度に関するアンケート調査 | タイナビ総研

太陽光発電を設置する上で気になる事の一つに自分の家では何kW設置したらよいのかという必要な発電量がありますが、実際の設置者のデータによると4kW~5kWのシステムが多いとなっています

2016年8月に次世代エネルギー業界の発展のための調査研究を行っているタイナビ総研が全国の戸建てユーザー967名に対して行ったアンケートによると『太陽光発電設置者の金額分布』で100万円以上200万円未満が圧倒的に多くなっています。

100万円以上200万円未満のシステムというと太陽光発電で言えば4kW~5kWのシステムとなります。

ちなみに私のお客様では3kW~4kWのシステムを設置される方が多かったです。

予算や屋根面積との兼ね合いもあり4kW程度のシステムを設置する方が多いという状況になっていますので、2019年における各メーカーの4kWの価格相場、をご紹介します。

 2019年における太陽光発電の価格相場をメーカーごとにまとめましたのでご覧下さい。

⇒ 【2019年】太陽光発電の価格相場と推移

太陽光発電20社の4kWの価格相場一覧(2019年7月21日更新)

メーカー名をクリックするとさらに詳しいメーカーの特徴が表示されます。
※価格相場は大手インターネット販売店4社の平均価格で算出しています。

メーカー 4kWの価格相場 1kWあたりの価格
東芝 1,040,000円 260,000円
シャープ 1,320,000円 330,000円
パナソニック 1,008,000円 252,000円
京セラ 1,160,000円 290,000円
三菱 992,000円 248,000円
ソーラーフロンティア 820,000円 205,000円
サンテック 920,000円 230,000円
カナディアン・ソーラー 736,000円 184,000円
フジプレアム 1,440,000円 360,000円
ソラキューブ 1,120,000円 280,000円
キングダムソーラー 1,400,000円 350,000円
Qセルズ 832,000円 208,000円
トリナ・ソーラー 1,072,000円 268,000円
RECソーラー 720,000円 180,000円
リクシル 1,288,000円 322,000円
サンパワー 1,160,000円 290,000円
長州産業 1,060,000円 265,000円
アブリテック 880,000円 220,000円
インリーソーラー 840,000円 210,000円
JAソーラー 800,000円 200,000円

京セラ4.464kWシミュレーション

4kW程度のシステムをさらに具体的にして、京セラ4.464kWシステムの年間発電量・予想節約電気料金・投資回収期間をシミュレーションしていきます。

なお、今回は京セラの発電シュミレーションを使って算出したものになります。

《シミュレーション条件》
メーカー:京セラ4.464kW
月々の電気代:15,000円で計算
場所:東京都
角度:30度
方角:真南
売電価格:24円

年間発電量は4,354kWh

京セラ年間発電量グラフ
※スマートフォンでご覧の方は横にスクロールしてご覧ください。

1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
404 344 368 415 458 346 367 405 285 282 316 366

年間予想節約電気料金は136,293円

京セラ年間予想節約電気料金グラフ
※横にスクロールしてご覧ください。

1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
12,769 10,779 11,525 13,020 14,414 10,728 11,415 12,682 8,818 8,747 9,863 11,534

京セラ4.464kWを設置した時の年間発電量は4,354kWh、年間予想節約電気料金は136,293円となりました

詳しい発電量の計算方法は別ページで詳しくまとめましたのでそちらのページをご覧ください。

⇒ 太陽光発電の発電量の計算の仕方

投資回収期間は約7年

投資回収期間は一年間の売電収入と節約電気料金を計算することで求めることができます。

家庭用太陽光発電は余剰買取制度となりますので、家庭の電気使用状況を3割使用、7割売電と仮定してシミュレーションを行います。

4,354kWh(年間発電量)×0.7=3,047kWh(余剰電力)

3,047kWh(余剰電力)×24円(売電単価)=73,128円(年間売電収入)

136,293円(年間予想節約電気料金)+73,128円(年間売電収入)=209,421円(年間総合メリット)

1,428,480円(4.464kW×320,000円(京セラの1kWあたりの価格))÷209,421円=6.8年

京セラ4.464kWを設置した時の投資回収期間は6.8年(約7年)となりました

4kW以上設置できる屋根は最大限設置するほうがメリットは大きくなる

自宅屋根にあった太陽光発電を設置する重要性
太陽光発電のシステムを選ぶ時は予算から選ぶこともあるかと思いますが、おすすめは屋根面積から選ぶことになります。

屋根面積から選ぶとは、自宅屋根に最大限設置することを指します。

というのも、太陽光発電の価格は設置容量が大きくなればなるほど1kWの価格が下がる傾向にあるからです。

例えば4kWの価格と8kWの価格では2倍の価格差がないわけです。

これは太陽光発電システムの価格が『パネル代』『パワーコンディショナ代』『施工費』に分かれていることに起因しています。

システム容量を増やすとパネルの代金はその分上昇しますが、パワーコンディショナや施工費には上限があり、設置容量が増えるとどんどん割安になります。

その為、本来であれば6kW設置できる屋根に4kWしか設置しないのは1kWあたりの価格が割高になり、投資回収期間も伸びることになります。

太陽光発電に費用対効果を期待する人には、屋根に最大限設置することをおすすめしています。

まとめ

太陽光発電の4kWの価格相場と具体的なシステムのシミュレーションをご紹介しましたが、メーカーによって価格や性能にバラつきがありますので、価格だけでなく総合メリット(節約電気料金と年間売電収入の合計値)で太陽光発電を選ぶことをおすすめします。

ちなみに発電量は地域の日照時間に大きく左右されますので、今回のシミュレーションは一つの目安としてお考えください。

また売電収入に関しても日中に人がいてIHクッキングヒーターを使ってバリバリと料理をするような家庭であれば余剰分が減りますので売電収入も減ります。

4kW程度の発電量でも工夫をすれば光熱費をゼロにすることも可能になりますので、太陽光発電を設置したからと言って無駄に電気を使わずに売電収入の上昇に務めていただければと思います。

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