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太陽光発電のトラブル【※被害者の声あり】

施工店による手抜き工事

太陽光発電のトラブルの原因急激に太陽光発電が一般家庭に普及したことで、施工技術者が足りなくなる現象が起きました。

それによってどうゆう事が起きたかと言えば、一日に4〜5件の施工を行うという無理な施工会社が現れ施工がずさんになり、それによって雨漏りなどのトラブルが発生しました。

また、無理なスケジュールをこなそうと職人さんのスキルが不足している状態で施工を任され雨漏りなどのトラブルに発展するケースもあります。

施工会社に実績があるのはもちろん確認したいところですが、無理なスケジュールで施工を行っていないかもトラブルの予防の為に確認しておきたい所ですね。

悪質業者による高額販売

現在(2017年11月)は国からの補助金は停止していますが、2011年に国からの補助金や買い取り価格がそれまでの倍の48円だったりしたことで、販売店も急増しました。

目立って増えたのが一軒家に訪問して販売する訪問販売業者です。

そして太陽光発電についてよく分からない高齢者に通常よりも高額で太陽光発電システムを強引な勧誘によって契約させてしまうトラブルが頻発しました

もちろん全ての訪問販売業者が悪い業者なわけではありませんが、訪問販売という営業手法は人海戦術なので人件費(経費)が多くかかるというこで、システムの価格は通常よりも高い傾向にあります。

訪問販売業者による強引な勧誘は今も根強く残っているので、トラブルの予防のためにも興味のない場合にはしっかりと断りましょう。

発電シミュレーションの水増し

各メーカーによって発電量が違いますし、一件一件屋根の大きさや形、ライフスタイルも違うのでどれだけの電気が作れてどれだけの電気が売れるのかは家の屋根の立面図を見てシミュレーションをしなければ正確には分かりません。

そして、このシミュレーションで過度なシミュレーションをして消費者を騙す業者が出てトラブルの元となりました

しかし、このシミュレーションに関しては一般的にはよく分からない計算をすることになるので、単純に出された数値を信じるのではなく、その根拠となる計算式まできちんと見せてもらうことが大切です。

ちなみに私がお客様のところで行っていたシミュレーションに関しては別ページにてご紹介していますので、興味があるかたはそちらも見てみてください。

家の前に急に高い建物が建設されて屋根が影になってしまった

屋根が影っている家
太陽光発電を設置してしまった後で家の前に大きなマンションが建ってしまって屋根が影になってしまうこともあります

このようなトラブルを避ける為に、太陽光発電を設置する前にはきちんと近隣の環境も把握してから設置に踏み切りましょう。

特に、家の前が空き地になっているお宅や畑になっているお宅は、今はとても日差しが良いかと思いますが、その空き地にマンションなどの高い建物が建つ可能性は十分にあります。

法律では所有権の範囲内で土地や建物を自由に建築できるのが原則であるため(憲法29条1項,2項)建物を建てる行為自体は違法にはなりません。

ただ、新しく建築されたマンションによって太陽光発電システムの発電に著しく影響を与えた場合には、損害賠償請求も可能となってきます。

私達には日照権という、最低限の日差しを受ける権利が確保されていますが、それでもマンションの建設などになると弁護士の力を借りる事になりかなりの労力を使う事になります。

また、違法性のない建物が近隣に立つことによって日照権が脅かされても絶対的な権利は言い難いケースが多いです。

太陽光発電の反射光トラブルには要注意

太陽光発電は日常的にメンテナンスの必要も操作する必要もない、極めてストレスが少ない製品ですが、まれに設置後にトラブルが起きる事があります。

その一つが、反射光によるトラブルです。

反射光とは、太陽の光が太陽電池モジュールに反射する事ですが、この反射光が近隣住民の生活に支障がでるケースがあり

反射光によって損害賠償220万円

最初に原告側Aさんの家が建っていて、しばらくして被告Bさんの家がAさん宅の南側に建ちました。

Aさん、Bさんの家はともに2階建てですがBさんの家はAさんよりも土地が低い箇所に建てられていました。
反射光によるトラブルイメージ図
そしてBさんの屋根には太陽光発電が設置されていて、その内訳は南側に7枚、北側に12枚設置していました。

今回の争点は、Bさん宅の北側に設置された太陽電池モジュールから反射される反射光がまぶしくて生活に支障がでてしまうほどだったことから起きました。

このことからAさんはBさんとBさん宅を担当した住宅メーカーに損害賠償金として220万円と北側に設置した12枚の太陽電池モジュールを撤去することを請求しました。

結果、横浜地裁はBさん宅の太陽電池モジュールから反射される反射光はAさんの生活に支障をきたすのに十分であるとしてして、Aさん側(原告)の勝訴と言う結論になりました。

反射光が原因で熱中症になった方の損害賠償

太陽光発電の反射光が原因で室内の温度が上がり、時には室内が50度までにも上昇し生活に支障をきたした方もいらっしゃいます。

遂には開発会社に向けて330万円の損害賠償訴訟を起こすことにまで発展します。

この訴訟は結果的に開発会社側の勝訴で終わりました。

反射光のトラブルは眩しいというだけでなく、温度にまで発展するやっかいな問題です。

最近では農地などを開拓して産業用の太陽光発電を設置する方も結構いらっしゃって、これから反射光のトラブルは多くなりそうな予感です。

反射光によるトラブルが起きる原因と対策

反射光のトラブルでは北側の太陽電池モジュールによるよるものがあります。

私は北側への太陽電池モジュールの設置はオススメしていませんが、中には北側への設置を勧めてくる業者もあるようです。
本来、南側へ太陽電池モジュールを設置すると日本の屋根勾配(16°〜31°)から考えると、太陽の入射角ではほぼ空方向へと反射されるので、近隣住宅へ反射光が向けられることはありません。

しかし、東西面や北側に太陽電池モジュールを設置すると太陽の入射角の関係から近隣宅へと反射光が向く事があります。

対策としては、南側以外への太陽電池モジュールの設置をお考えの方は、販売店、施工会社と相談し近隣住宅に反射光が向く可能性があるのかどうかきちんと相談すること。

また大前提ではありますが、信頼のおける実績のある販売業者にお願いする事。

私の担当するお客様では反射光によるトラブルはありませんし、実際に他からもあまり聞きませんが、上記のAさん宅、Bさん宅のような家の関係や太陽電池モジュールの北側への設置などの条件が揃うと反射光によって被害が発生するお宅が出る事もあります。

施工会社も気にはしているでしょうけど、一応南側以外への設置を検討する場合には施工会社と相談しておきましょう。

自然災害によるシステムの不具合

最近で言えば2011年に起きた東北地方太平洋沖地震が記憶新しいですが、それによって家とともに太陽光発電もダメになってしまうお宅もありました。

太陽光発電を家に設置すると家の火災保険に太陽光発電を組み込む事ができますが、別途手続きが必要になります。

また、その火災保険には地震による損失は対象外とされている事が多いです。

そして、メーカーによっては災害保証をうたっている所もありますが、その保証も地震による損失は対象外となっているメーカーがほとんどです。

日本と言う国は地震が多いと言う特徴がある国です。

太陽光発電の地震保険には必ず入るようにしましょう。

また、2015年6月には強風によって200枚の太陽光発電のパネルが吹き飛んでしまったトラブルもあります
自然災害に関しては保険面でカバーすることになりますが、それでも周囲にも影響を及ぼしますし、怖いの一言です!

太陽光発電のトラブルは年間4,000件以上

太陽光発電の相談件数近年、太陽光発電というものが国や県などの補助金や発電した電気を買い取ってくれるサービスなどの影響で私達にとって身近な存在になりました。

しかし、普及する太陽光発電とともにトラブルも出てきています。

少々古いデータになりますが、2014年時点での国民生活センターへの太陽光発電に関する相談の件数は4,364件にもなっています。
中でも強引な勧誘による訪問販売による相談のケースが増えています。

訪問販売に対しては規制も厳しくなり徐々に相談の件数も減ってきていますが、以前悪質な業者が存在するというのが現状です。

太陽光発電トラブルに遭った被害者の声

平成24年10月に太陽光発電を設置し今に至りますが、昨年のいつからかは忘れましたが、雨漏りがしてきました。

パネルは南側につけていて初めのころは気にしていなかったのですが、今年の9月の中旬ごろから音が大きくなってきだしましてこの台風21号で天井にシミができてきました。

雨漏りの個所はパネルを取り付けている南側ではなく、北側の屋根の塗装だけ塗り替えた側から雨漏りがしているようです。
参照元:平成24年10月に太陽光発電を設置し今に至りますが、昨年のい… – Yahoo!知恵袋

暴風で災害用公営住宅に取り付けてあった太陽光パネルが、駐車していた自動車の上に落下したそうである。

どんな取付をしていたのだろうか?
参照元:暴風で災害用公営住宅に取り付けてあった太陽光パネルが、駐… – Yahoo!知恵袋

太陽光発電トラブルまとめ

太陽光発電のトラブルについては回避可能なものから自然災害などの回避不可能なものまであります。

規制の強化などによってトラブルが減少傾向にあるとは言え、トラブルの可能性は頭に入れつつトラブルに巻き込まれないように行動していきましょう。

自然災害などのようなトラブルに関しては保険の適用でカバーし、信用できる業者に一任することで万が一トラブルが起きてしまっても迅速に対応してもらえます。

トラブルが起きても迅速に対応してくれる実績のある業者の選定がなによりも大切になるということですね。
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