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アブリテックの口コミ・評判
アブリテック5.67kWシステムを設置しました。
設置してから約3か月経ち経過を見てるのですが瞬間発電量は最高で4kW程度、1日にすると最高で32kWの発電でした。
さまざまな要因(天候と気温や設置したパネルの角度)があるので、まだアブリテックのパネルが良いのか?悪いのか?の評価はしづらい所。
屋根に穴を開けずに設置してくれるということでアブリテックに決めました。
施工に関しては満足していますが、発電量に関してはちょっと期待はずれな感じもします。
お隣さんがパナソニックの太陽光発電を設置していますが、毎月発電量で負けています。
パナソニックにすれば良かった!!!!
アブリテックの最新相場は1kW22万円
※2024年1月時点での相場になります。
※大手販売会社4社の平均価格で算出しています。
1kWあたり220,000円(税別)
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《2020年6月発売開始》ハーフカットセル太陽電池モジュール
- TÜV Nordの認証を取得
- 出力許容公差+1%以上
- 5バスバー電極構造採用
- 高い耐荷重性能(積雪荷重5400Paと風圧荷重2400Pa)
- 25年のリニア発電保証・10年の製品保証
アブリテックジャパンはハーフカットセル単結晶太陽電池モジュール『6MH6A335-B0(公称最大出力335W/真性変換効率22.6%)』及び『6MH6C400-B0(公称最大出力400W/真性変換効率22.5%)』を販売開始しました。
ハーフカットセルとは、従来のセルを半分に切ったものです。これによりセル内部の電気抵抗が低減されるため、抵抗熱発生による出力減少の抑制につながってより効率的な発電量が期待できます。
モジュールの性能を他メーカーと比較してもトップクラスと言ってよいでしょう。
型式 | 小売り価格 | セル種類 | 変換効率 | 公称最大出力 | 寸法(mm) | 質量 | 保証 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
6MH6A335-B0 | オープン価格 | 単結晶 | 22.6% | 335W | 1685×1002×35 | 19.3kg | 25年 |
6MH6C400-B0 | オープン価格 | 単結晶 | 22.5% | 400W | 2008×1002×40 | 23.0kg | 25年 |
1枚11.9kgの軽量パネルFIT ROOF
アブリテックは2016年5月に日本の住宅屋根用にFIT ROOFの発売を開始しています。
FIT ROOFの特徴は、なんと言っても従来の架台部材を大幅に減らし、40%も重量の削減に成功した軽くて小さいパネルになります。
また、部材が減ったことにより施工時間の短縮も望めて、施工費の削減にも成功しています。
小さくて軽いパネルは日本の屋根には最適で、特に後付けで設置を検討している方には朗報です。
性能は国内大手メーカーと比べると少し物足りない感は否めませんが、それでも今まで建物の耐久性を気にされていた方や屋根面積が小さくてメリットの出なかったお宅は十分に検討の余地があるパネルになっています。
型式 | 小売り価格 | セル種類 | 変換効率 | 公称最大出力 | 寸法(mm) | 質量 | 保証 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
6MR48145 | 87,000円 | 単結晶 | 13.9% | 145W | 1363×765×21 | 11.9kg | 25年 |
パネル一覧
型式 | 小売り価格 | セル種類 | 変換効率 | 公称最大出力 | 寸法(mm) | 質量 | 保証 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
6MN6A300-BO | 189,000円 | 単結晶 | 21.0% | 300W | 1640×992×40 | 18.5kg | 25年 |
6MN6A285-BO | 171,000円 | 単結晶 | 19.9% | 285W | 1640×992×40 | 18.5kg | 25年 |
6MN6A235-BO | 141,000円 | 単結晶 | 19.7% | 235W | 1640×834×40 | 15.7kg | 25年 |
アブリテックの長所は高性能なパネルと保証面
アブリテックの一番の特徴は、自社工場で作っている高性能なパネルにあります。
パネル表面にはARコーティングが施されていて太陽の光をパネル表面の反射ロスをできるだけ抑える仕組みになっています。
また、太陽の光をなるべく吸収出来るように高透過フィルムがパネルに施されています。
そして、パネル内部には太陽の光が逃げないようにバスバー処理が施されています。
これらの細かい処理のおかげで従来のパネルよりも約14%も出力が大きくなっています。
そんなパネルの出力保証が25年保証が付与されていたり、災害補償が付与されていたりと国内メーカーと比べても遜色ない内容になっています。
アブリテックは日本での実績が少ないのが短所
台湾発の太陽光発電メーカーであるアブリテックは2011年にアブリテックジャパンを設立し日本へ上陸しました。
ただ住宅用は扱わず産業用(10kW以上の大規模なシステム)のみを扱ってきましたが、2016年にようやく日本でも住宅用の太陽光発電システムの販売を始めました。
確かにアブリテックのパネルは高性能ではありますが、それは太陽光発電が一番活躍する気候での話しです。
また、太陽光発電はパネルだけでなく架台、パワーコンディショナ、接続箱、配線それら全てをひっくるめて太陽光発電システムと呼びます。
そうゆう意味で日本でどの程度発電ロスが起きるのか、劣化するのか、まだ未知数です。
また1枚あたりのパネルの重さが21.5kg(アブリテックと同じ規格のカナディアンソーラーでは16kg)と重い点も家への負担を考えると少々心配です。
アブリテックとシャープの発電量を比較してみた
では実際に国内メーカーのシャープと比べてどの程度の発電をするのか各メーカーが提供しているカタログ数値を使って比較してみましょう。
シャープの発電量《東京都に4.2kWシステムを設置した場合》
- 210Wモジュール(NQ-210AD)20枚
- 真南設置
- 屋根傾斜30°
発電量・・・4,642kWh
アブリテックの発電量《東京都に4.56kWシステムを設置した場合》
- 285Wモジュール(6MN6A285)16枚
- 真南設置
- 屋根傾斜30°
発電量・・・5,397kwh
同じようなシステムを設置しても、発電量に雲泥の差が出ている事が分かります。
メーカー保証内容は充実している
- モジュール出力保証25年(無料)
- 機器保証10年(無料)
- 工事お見舞金制度10年(無料)
- もっと安心保証(有料)
- 自然災害補償10年(無料)
アブリテックの出力保証は、設置日から10年間。公称最大出力の90%の90%を保証してくれます。
また、設置日から10年〜25年間は、公称最大出力の90%の80%を保証してくれます。
そして、自然災害に対しても保証してくれます。
アブリテックの自然災害補償適用範囲は下記になります。
- 火災
- 落雷
- 破裂
- 風災
- 雪災
- 震災
- 土砂崩れ等の水災
- 建物外部からの物体の落下・飛来・衡突
極めつけは、設置工事中の事故や設置後の施工不良による雨漏りが万が一起きてしまったら、被害相応のお見舞金がいただけます。
都道府県別発電シミュレーション例
太陽光発電選びの一つの指標として発電量があげられますが、パネルの公称最大出力よりも大切なのは実発電量になります。
公称最大出力とは、JIS(日本工業標準調査会)で 、AM(エアマス)1.5、放射照度1000W/†、モジュール温度25度で定められた出力数値になります。
当然、地域によって放射照度も違いますし気温も違います。
太陽光発電は熱に弱いという性質を持っていることから、真夏日が長く続くような地域では発電ロスが大きくなります。
自然環境の中に太陽光発電を設置した時に、一年間でどれだけ発電したかという実発電量が大切になってくるわけです。
300Wモジュール(6MN6A300-BO)18枚
真南設置
屋根傾斜30°
- 札幌市(北海道)6,566kwh
- 仙台市(宮城県)6,679kwh
- 東京都6,470kwh
- 金沢市(石川県)6,134kwh
- 大阪市(大阪府)6,771kwh
- 広島市(広島県)7,219kwh
- 福岡市(福岡県)6,812kwh
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アブリテックは寄棟屋根の方におすすめ
アブリテックのパネルは性能が高いので一年を通して見た時の発電量は大きくなる傾向にあります。
ただ、それはあくまでもパネルに太陽の光が当たっている時であって、日陰に強いわけでも、少ない太陽の光を大きくするわけでもありません。
よって家周辺に大きな建物や大木などがなく、比較的屋根に光が当たる家ではアブリテックは最大のパフォーマンスをしてくれます。
また、他のメーカーと大きく違う点にパネルの種類が豊富にある点があげられます。
これによって日本の屋根に多い寄せ棟屋根でも十分に家庭の電気代をまかなうだけの発電が期待出来ます。
変換効率も19.9%と高い点から考えても大きな発電が期待できます。
日当りの良い屋根面積がそれほど大きくないお宅にアブリテックはおすすめです。
アブリテック口コミ・評判まとめ
アブリテックの口コミ・評判をまとめると
- 屋根に穴を空けずに施工してもらって嬉しい
- 発電性能がイマイチ
と言った感じです。
2016年から住宅用の太陽光発電システムが販売されて実績の少ないアブリテックですが、保証が手厚い点、パネルが高性能である点を考えると十分におすすめできるメーカーであると言えます。
本社は台湾ですが、きちんと日本法人(アブリテックジャパン)もありますので万が一の時の対応も安心です。
ただ、まだまだ日本ではアブリテックを扱っている業者が少ないのがタマニキズです。
また口コミを見ても、日本製メーカーに比べて発電量に物足りなさがあるようですね。
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