東芝太陽光発電の口コミ(※10年以内に費用が回収できそうです)
東芝の口コミ
夫婦の新居として購入した新築住宅。駅近なので狭小地の3階建てですが、狭い屋根でも太陽光を設置できるスペースはあったんです。
せっかくのスペースを活かさないのはもったいないし、防災時の電力時給のことも考え、太陽光発電の設置を検討。
数社に見積もりを依頼したら、設置容量は1kW台、良くて2kW台程度。そんな中、今回の販売店さんからは『東芝の345Wのパネルなら効率よく設置できますよ』と提案を受け、実際に現場を調査してもらい、345Wの太陽光パネルがぴったり9枚設置できることを確認。
なんと他社ではできない3kW超えが実現できたんです。
東芝は変換効率が一番いいと聞いて、他社ともいろいろ比較した結果、年間でみると一番発電量が多いのがやはり決め手になりました。
売電した分は貯蓄して、繰り上げ返済に回しています。
もうすぐ1年になりますが、10年ぐらいで太陽光発電設置分の元はとって、その後の10年で売電した分は住宅ローンの返済に充てようと考えているんです。
20年後ぐらいにはいい蓄電池が出ているでしょうから、その後は蓄電して自宅で使いたいなと。
以前は電気代を私が細かくチェックしていたんですが、今では減っていることが当たり前になり、確認することもなくなりました。
毎朝起きるとまず天気をチェックするのですが、毎日の天気には一喜一憂しています。ただ、東芝の太陽光は曇りの日でもしっかり発電しているので嬉しくなりますね。
着々と貯まっていく太陽光貯金。今はまだ手をつけていませんが、5年後くらいに家族で沖縄旅行に行きたいな。
太陽光発電を設置して、はじめて電気明細を見た時、電気って売れるんだ~となんだかすごく不思議な気分でした。
私たち夫婦は共働きなので、平日の昼間はほとんどいません。自分たちがいない間にこんなに発電してくれているんだ!ともうびっくり。
さすが東芝の太陽光発電。発電力は予想以上で、なんと、多い月は2万円くらい売電収入があるんです。
実際に設置してみて、本当に満足しています。デザインもシンプルで、歴史情緒あふれるわが街にもすっと溶け込んでいます。
カラー表示器もわかりやすく、中学生の息子も興味津々。家の中でどれくらい電気を消費しているのかが一目でわかるので、家族に節電の意識が芽生えるきっかけにもなりました。
さらに、売電収入は家族の楽しみを増やしてくれています。車を買い替える資金の一部になったり、子どもが好きなコンサートに行ったり。
今後も、毎年家族で行く花火大会や旅行など家族サービスに使っていきたいです。
東芝の最新相場
※2018年4月時点での相場になります。
※大手販売会社4社の平均価格で算出しています。
1kWあたり300,000円(税別)
最新パネル【TGX-280PM-WHT-J】
2017年11月20日から東芝の新パネル『TGX-280PM-WHT-J』が発売開始されました。
最近の太陽光発電は年々性能が高まってきていて、つい5年前のパネルよりも約40%も出力や発電効率が向上するなど常に化しています。
東芝で言えば最大出力345Wという最高のパネルもあります。
そんな中、今回東芝が開発したのは最大出力280Wのパネルでした。
今回の新パネルの秀逸な点はコストパフォーマンスに焦点を絞って、チョー低価格とも言える価格で販売を開始した点にあります!
太陽光発電においてたくさん発電してくれることはもちろん魅力的なことなんですが、それよりも重視すべきは実はコストパフォーマンスなんです。
例えば、設備の費用が200万円で売電が毎月2万円程度の太陽光発電と設備の費用が100万円で毎月の売電が1.5万円の太陽光発電であれば、100万円の設備のほうが利回りという観点で言うと、魅力的ですよね。
200万円で2万円ということは一年で24万円、利回り12%
100万円で1.5万円ということは、一年で18万円、利回り18%
もちろんこれは家庭のライフスタイルによって変わってきますし、屋根の広さや大きさによっても変わってきますので一概には言えませんが、太陽光発電が家への投資であるということを考えればコストパフォーマンスに優れた太陽光発電のほうが魅力的なわけです。
TGX-280PM-WHT-Jの何が優れているのか
東芝の新パネルがどの程度優れているのか、性能が近いサンテック社のパネルと比較してみましょう。
※スマホで閲覧する時には横にスクロールしてご覧下さい。
メーカー | メーカー小売り価格(1枚あたり) | セル種類 | 最大モジュール変換効率 | 公称最大出力 | 寸法 | 質量 |
サンテック STP285S-20 |
190,950円 | 単結晶 | 17.5% | 285W | 1640×992×35 | 18.2kg |
東芝 TGX-280PM-WHT-J |
126,800円 | 単結晶 | 17.1% | 280W | 1650×990×40 | 19.0kg |
比較したサンテックのSTP285S-20も発電効率に優れたパネルではありますが、東芝の新パネルTGX-280PM-WHT-Jの価格と総合的な性能で言えば東芝の新パネルに軍配が上がると言わざるをえないでしょう。
1枚あたり126,000円は正直言って破格です!!!
TGX-280PM-WHT-Jのデメリット
TGX-280PM-WHT-Jはコストパフォーマンスに優れた非常に魅力的なパネルではありますが、デメリットをあげるとすれば、それは一枚あたりのパネルが他メーカーと比較して大きいことにあります。
現在の主流なパネルと比較すると10cmほど大きいですね。
日本の屋根はオシャレなものが多く、現在の屋根の主流は寄棟屋根となっています。
そうなると、より小さくてより高出力なパネルが求められます。
東芝には台形パネルもありませんので、寄棟屋根であればスペースを残して設置する発電量的にちょっともったいない設置の仕方になります。
だから反対に、切妻屋根のように四角い屋根をお持ちの方であれば、TGX-280PM-WHT-Jのメリットを最大限に引き出すことができるので検討してもよいでしょう^^
パネル一覧
※スマホで閲覧する時には横にスクロールしてご覧下さい。
型式 | 小売り価格 | セル種類 | 最大モジュール変換効率 | 公称最大出力 | 寸法 | 質量 | 保証 |
SPR-X21-345 | 258,800円 | 単結晶 | 21.2% | 345W | 1559×1046×46 | 18.6kg | 25年 |
TML-270N-WHT-J | 178,200円 | 単結晶 | 18.2% | 270W | 1480×1000×40 | 15.2kg | 25年 |
LPV-125E-BLK-J | 78,800円 | 単結晶 | 15.1% | 125W | 838×983×46 | 10.3kg | 25年 |
LPV-83LE-BLK-J | 74,700円 | 単結晶 | 12.9% | 83W | 838×983×46 | 8.3kg | 25年 |
LPV-83RE-BLK-J | 74,700円 | 単結晶 | 12.9% | 83W | 838×983×46 | 8.3kg | 25年 |
SPR-250NE-WHT-J | 182,500円 | 単結晶 | 20.1% | 250W | 1559×798×46 | 15.0kg | 25年 |
LPV-200E-BLK-J | 126,000円 | 単結晶 | 15.4% | 200W | 1318×983×46 | 15.7kg | 25年 |
TMX-205P-WHT-J | 110,700円 | 多結晶 | 15.8% | 205W | 1318×983×46 | 14.8kg | 25年 |
SPR-125NE-WHT-J | 106,500円 | 多結晶 | 19.6% | 125W | 799×798×46 | 7.7kg | 25年 |
東芝の特徴
東芝のウリはなんと言っても太陽の光を電気に変えるモジュール変換効率20.1%が他のメーカーよりも頭一つ抜きに出ている点にあります。
これは東芝製のパネルがバックコンタクト方式で製造されている為です。
バックコンタクト方式とは電極をモジュール(パネル)の裏面に配置して光のロスを減らしたモジュールのことです。
太陽電池モジュールは太陽の光を利用して発電するわけですが、その全てを電気に出来るわけではありません。
太陽の光を100%とした場合、家で使える電気は現状(2015年5月時点)のもので20%と言ったところです。
ということで、少しでもこのロスぶんを減らしたいわけですが、通常のモジュールは表側に電極を設置してあるので光が反射してしまってロスが発生してしまいます。
この反射ロスを低減させる為に、モジュールの表面にはARコートと言われる光の反射を抑える特赦なガラスを採用し、その光の抵抗を低くするために電極をモジュールの裏側に設置したモジュール構造をバックコンタクト方式と言います。
バックコンタクト方式で作られたモジュールはそうでないものに比べて、朝や夕方の弱い光でも発電してくれるので年間でみると通常のものより大きな発電が期待できます。
また他のメーカーの太陽光発電よりも小さくて軽いので、限られた屋根面積を有効に使って発電してくれますし、家への負担も抑える事ができます。
ただ世界最高のパネルを持つ東芝ではありますが、2010年から太陽光発電に参入したので、まだ太陽光発電に関しての実績は多くありません。
また、パネル自体はアメリカのサンパワー社の商品をOEM(他メーカーの商品を独自ブランドとして販売する事)販売しています。
なのでサンパワー社の実績が東芝の太陽光発電の実績とイコールになるわけですが、サンパワー社自体は1985年から太陽光発電事業を開始していて業界では老舗企業です。
そのような経緯も合ってモジュール変換効率世界一のシステムが開発できたのでしょう。
今回、短所としてあげた実績というのは太陽光発電を販売する上でのお客様対応やクレーム処理がまだまだ未熟な感があるという事です。
加えて東芝は、自社でパネルや周辺機器の製造を行っていないのでモジュールの種類が少ないのも日本の複雑な屋根には合いません。
東芝のパネルはバックコンタクト方式で製造されている為、通常の単結晶や多結晶パネルと比べて価格が高くなります。
1枚あたり5,000円~6,000円程度高くなりますね。
これは、バックコンタクトモジュールを作る工程が面倒なため、製造コストが上がってしまうからです。
ちなみに東芝のメーカー保証は10年です。
15年、20年のパワフル保証は有料(設置する太陽光発電システムによって価格が変わります)になります。
メーカー保証内容
- モジュール出力保証25年(無料)
- 機器保証10年(無料)
- 定期点検として1年、4年(有料)
- パワフル保証15年、20年(有料)
東芝のモジュールは世界屈指の発電量を誇っていますが(発電効率20.1%)、その出力を公称最大出力の90%の90%未満となった場合は無償でモジュールの交換を行ってくれます。
また、機器保証も10年間付いていて、対象となる機器は太陽電池モジュール、パワーコンディショナ、昇圧ユニット、接続箱、太陽電池モジュール用架台になります。
どれも正常に作動しなくなったら無償で交換してくれます^^
そして、東芝はパワフル保証として10年間の無償保証では不安だと言う方に15年保証と20年保証という期間延長保証を有料にはなりますが付帯させています。
パワフル保証の価格は設置するシステムのよって細かく変わってくるので、全てはご紹介できませんが10kW以下ですと下記のようになります。
15年保証
設置容量 | 価格 |
3.0kW以下 | 18,000円 |
3.1kW〜4.0kW | 22,600円 |
4.1kW〜5.0kW | 29,000円 |
5.1kW〜6.0kW | 37,000円 |
6.1kW〜7.0kW | 40,000円 |
7.1kW〜8.0kW | 44,000円 |
8.1kW〜9.0kW | 46,000円 |
9.1kW〜10.0kW | 48,000円 |
20年保証
設置容量 | 価格 |
3.0kW以下 | 27,500円 |
3.1kW〜4.0kW | 32,500円 |
4.1kW〜5.0kW | 40,000円 |
5.1kW〜6.0kW | 49,000円 |
6.1kW〜7.0kW | 55,000円 |
7.1kW〜8.0kW | 58,500円 |
8.1kW〜9.0kW | 64,000円 |
9.1kW〜10.0kW | 68,500円 |
シュミレーション例
太陽光発電選びの一つの指標として発電量があげられますが、パネルの公称最大出力よりも大切なのは実発電量になります。
公称最大出力とは、JIS(日本工業標準調査会)で 、AM(エアマス)1.5、放射照度1000W/†、モジュール温度25度で定められた出力数値になります。
当然、地域によって放射照度も違いますし気温も違います。
太陽光発電は熱に弱いという性質を持っていることから、真夏日が長く続くような地域では発電ロスが大きくなります。
自然環境の中に太陽光発電を設置した時に、一年間でどれだけ発電したかという実発電量が大切になってくるわけです。
《東京都に5kWシステムを設置した場合》
- 250Wモジュール(SPR-250NE-WHT-J)20枚
- パワーコンディショナ(TPV-PCS0550B)1台
- 真南設置
- 屋根傾斜30°
発電量・・・6,021kwh
6,021kwh÷5kW=1.20kW(小数点3以下は切り捨て)
東芝では1kWのパネルを設置すると1.20kWの実発電が期待できることになります。
この実発電量は、当サイトで紹介している20メーカーの中では3番目に多い数値となっています。
東芝の発電パフォーマンスの高さがうかがえます。
東芝はこんな方におすすめ
- とにかく性能が良い(発電量が多い)太陽光発電を設置したい方
- 家の屋根の形が切り妻、寄棟な方
太陽光発電に経済的パフォーマンスを期待する方には東芝をおすすめします。
その理由はやっぱり世界一のモジュール変換効率で発電量が多く、それでいてモジュール自体は小さいので小さい屋根、大きい屋根問わずメリットの出るお宅が多いからです。
しかし、短所の部分でもあるように複雑な屋根には規格が合わないケースが多いので、出来るだけ切り妻屋根、寄せ棟屋根などのお宅におすすめします。
東芝口コミまとめ
東芝の口コミをまとめると
- 世界No.1の発電力に魅力を感じた
- パネル以外の機器も使いやすい
- 国内ブランドだから安心
と言った感じです。
なんと言っても東芝の一番のウリは性能の高いモジュールです。
業界ナンバーワンのパネルも東芝製のものです。
また、2017年に行われた太陽光発電設置者を対象にした調査では、東芝が一番設置者の満足度が高いという口コミデータもあります!
設置者は東芝の発電能力の高いパネルに満足している方が多いようですね。
また、世界で最も革新的な企業100社を選出する『Top100グローバル・イノベーター2017』が発表されましたが、東芝は7年連続で受賞するなど企業としても安定した業績を築いています。
まさに東芝は現在の太陽光発電業界を牽引していると言ってもいいでしょう。
東芝は、口コミ評価、パネルの性能、実績、全てにおいて日本でトップクラスの太陽光発電のメーカーと言っても過言ではないでしょう。
比較検討の際には必ず東芝を選択肢の中に入れましょう!
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