パナソニック卒FIT買取プラン(エネPlusプラン)とは?条件が厳しい?

エネPlusプランとは

エネPlusプランとは、パナソニックグループ傘下のライフソリューションズとNTTスマイルエナジーが共同で行う余剰電力買取サービスです。

エネPlusプランでは、NTTスマイルエナジーが卒FIT世帯(2019年10月に太陽光発電の買取期間が終了する世帯)から余剰電力を買い取りますが、パナソニック製の蓄電池(パワーステーションS、パワーステーションS+)・エコキュート・AiSEG2、NTTスマイルエナジー製のちくでんエコめがねを設置しているお宅にはさらに高い価格で余剰電力の買取を行ってくれます。

対象者は以下の2点を満たす方になります。

  • 2019年11月1日〜2020年3月31日に太陽光発電システムの固定買取期間が満了する方。
  • 2019年7月25日〜2020年3月31日までにパナソニック製蓄電池、エコキュート、AiSEG2等を購入した方。

申込みには、パナソニック製品の『保証書』、ちくでんエコめがねの『商品ID』が必要になります。

受付期間は2019年7月25日~2020年3月31日です。

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買取単価最大16円は破格だが条件は厳しい

エネPlusプラン余剰電力買取単価表

エネPlusプランではパナソニック製蓄電池、エコキュート、AiSEG2、NTTスマイルエナジー製のちくでんエコめがねの導入で買取単価がアップしていきますが、最大は東日本エリアで16円/kWhになります。

ちくでんエコめがねとは、太陽光発電を遠隔監視するサービスになります。

最大単価を得る為には、決められた期間(2019年7月25日〜2020年3月31日)に蓄電池、エコキュート、AiSEG2、ちくでんエコめがねを設置する必要があるわけですが、これが中々ハードルが高いです。

太陽光発電のお宅はオール電化住宅である可能性が高いのでエコキュートは設置済みとしても、エネPlusプランの対象蓄電池はパワーステーションS、パワーステーションS+でだいたい150万円程度、ちくでんエコめがねは30万円程度が必要になります。

最大単価を得る為には合計180万円程度の投資が必要になるわけです。

確かに16円/kWhの買取単価は魅力的ではありますが、更なる投資をしても魅力的に映るかどうかは設置者の判断が分かれるところです。

【注意】プレミアム買取は1年間のみ

エネPlusプランの買取期間は適用開始月から12カ月(1年間)になり、それ以降は買取単価は変動する場合があります。

なので16円/kWhの最大単価を得る為に蓄電池やちくでんエコめがねに設備投資しても、1年後には単価の下落リスクが生じることになります。

パナソニックの卒FIT買取プランはあくまでもプレミアム買取価格として一時的なボーナスくらいに考えておいたほうがよさそうです。

エネPlusプランがおすすめの方

  • パナソニック蓄電池が安く購入できる方
  • パナソニックの太陽光発電を設置している方
  • 1年後に単価が下がった時により単価が高い電力会社へ乗り換えできる方

エネPlusプランには新たな設備投資が必要になるわけですが、上記3点を満たしている方であれば検討してもよいかと思います。

中でも1年後にエネPlusプランの単価が下がった時に他の単価の高い電力会社へ乗り換えができるというフットワークの軽さや情報収集能力に長けた方であればよりメリットは大きくなります。

買取単価目的の方は少々面倒ではありますが、よりメリットの大きい電力会社へ乗り換えていくのも一つの手です。

エネPlusプランまとめ

エネPlusプランは最大買取単価16円/kWhの魅力的なサービスではありますが、適用期間が短く条件も厳しいプランであると言えるでしょう。

パナソニックの太陽光発電を設置してるからエネPlusプランにしようというのは早計ですね。

現在は大手電力会社や新電力からも続々と卒FIT買取プランが発表されていますので、それぞれ比較して一番メリットのある電力会社で売電するようにしてください。

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