太陽光発電に雪が積もった時の発電量

太陽光発電に雪が積もったら発電量は減る

屋根に雪

太陽光発電は太陽の光を受けて電気を生み出します。

太陽光発電の上に雪が積もってしまったら、太陽の光が遮断されてしまうので発電量は制限されてしまいます

しかし、例えば雪がモジュールの一部に積もっている場合にはその一部だけ発電ロスが起き全体の発電がストップするわけではありません。

また、あらかじめ雪国にお住まいの方で雪が積もるのが分かっているならモジュールの上に雪や木の葉が落ちても全体の発電ロスが少ないメーカーのものを選ぶなどすると、年間を通してみた時に発電量が変わってきます。

ちなみに気象庁のデータ(1981年から2010年の平均値)によると、全国で一番雪が多い県は北海道で125.9日でした。

北海道地方や東北地方などでは雪を考慮したメーカー選びが大切だという事になります。

 詳しい発電量の計算方法は別ページでまとめましたので、ご覧下さい。

⇒ 太陽光発電の発電量の計算の仕方

落雪事故にも注意

落雪事故にも注意
太陽光発電は表面が強化ガラスになっていて比較的日当たりの良い方角に設置する為、雪がパネルに積もっても早く溶ける傾向にあります。

ただ、大雪後の次の日なんかに晴れたりするとパネルに積もった雪がズルズルと落ちてきて、雪の塊が地面に落下します。

屋根の下に車などを置いておくと、雪の塊が落ちてボンネットがへこんでしまったり、人がいればケガをする可能性もあります。

それらを回避するために雪が降る地域にお住いの方には、屋根の軒先に雪止めの設置をおすすめしています

ちなみに万が一、雪が屋根から落ちて車が損害しても車両保険の適用範囲になりますので保険で対処することはできます。

ただ、やはり事故は未然に防ぐことをおすすめします。

注意点として、屋根に登って雪下ろしをされる方がいますが危ないので絶対にやめましょう!

また、配線などに足を引っかけてシステムに不具合が起きてしまったら大変です。

この場合の不具合についてはメーカー保証は適用されません!

雪下ろしを検討されるのであれば、近所の業者にお願いしましょう。

モジュール(パネル)は強化ガラスによって守られているのでちょっとやそっとじゃ割れない

太陽光発電の表面はJIS規格を満たした強化ガラスになりますので、霰(あられ)や雹(ひょう)などではびくともしません。

※JIS(日本工業標準調査会)では、結晶系太陽電池モジュールの環境試験方法及び耐久試験方法では1mの高さから227g直径38mmの鋼球を落下させて、これに耐えることと規定されています

イメージしてもらうと、車のフロントガラスよりも強力なガラスになります。

車のフロントガラスも霰(あられ)や雹(ひょう)では割れませんよね?

構造としては、強化ガラス/封止フィルム/セル(太陽電池)/封止フィルム/バッカーフィルムという風に太陽電池を特殊なフィルムと強化ガラスで重なり合う仕組みとなっています。

ちなみにもし割れたとしても、ガラスは樹脂で接着されているので飛び散る事はありません。

私のお客さまでも未だかつてモジュールが割れたというお客様はいらっしゃらないので、モジュールが割れるという心配はほとんどしなくて大丈夫だと言えます。

万が一割れてしまったら災害補償が適用される

太陽光発電の強化ガラスが強固なのは前述したとおりですが、万が一霰(あられ)や雹(ひょう)、飛び石などによって太陽光パネルが割れてしまったらメーカーや販売店が付与してくれる自然災害補償が対応されます。

自然災害補償はこの他にも、火災・落雷・風災(台風など)・雪災(豪雪など)・水災(洪水など)が保証対象になり、万が一パネルが割れてしまったり故障してしまったら無償で修理、交換してくれます。

自然災害補償はどこのメーカーや販売店でも補償として付与してくれるわけではないので、設置前に確認が必要です。

また注意が必要なのは、どこの販売店やメーカーの自然災害補償も地震に対しての被害に関しては対象外になります。

なお、メーカーによって補償されている範囲は変わりますので、設置を検討されているメーカーの保証適用範囲も確認しておくとよいでしょう。

各メーカーの保証適用範囲に関しては別ページで詳しくご紹介していますので、そちらのページをご覧ください。

雪国にはソーラーフロンティアがおすすめ

例えば、ソーラーフロンティアなどはCISモジュールを使っているのでモジュールに影ができても発電ロスは少なくて済みます

私は東北地方で太陽光発電の営業をしていて、雪国での発電状況が分かりますが太陽電池モジュールに雪が完璧に乗っかっている状態は年間を通してみても20日程度でした。

全国47都道府県の日照時間に関しては、別ページで詳しくまとめましたのでそちらのページをご覧ください。

1月〜3月の間はどうしても雪の影響で発電は少なくなってしまいますが、それでも発電ゼロの月はなく春先の一番発電する時に比べると50%程度の発電にはなってしまっていましたが、きちんと発電してくれていました。

ちなみに太陽電池モジュールの表面は強化ガラスで出来ていますので、雪が積もっても昼間に太陽が差し込むとすぐにズルズルと下に落ちてしまっていました。

雪によってのお客様のクレームは一度ももらったことはありません。

雪国でも太陽光発電はメリットがでる

私は岩手県で太陽光発電の営業をしていました。

岩手県は東北の中でも雪の多い県ですが、それでもシミュレーションをさせていただくとほとんどのお宅で十分なメリットがありましたし、太陽光発電が雪によってどの程度パフォーマンスが低下するのか実際にお客様の発電結果から分かっています。

確かに雪でモジュール(パネル)が隠れてしまうと発電はほとんど期待できませんが、それでも屋根に雪が乗っている期間というのは一年のうちでも半月ほどです。

東北地方にお住いの方であればもうご存知だとは思いますが、東北地方の屋根は南側の屋根が広く北側の屋根が狭く設計してあるお宅が多く、屋根に雪の対策をしてあるお宅も多いので、雪が溶けやすくなっています。

しかし、これも一概に言えることではないので(一軒一軒、屋根の形や向き、周辺環境が変わるため)必ずシミュレーションをしてからの設置をおすすめします。

太陽光発電は寒いとよく発電する?

太陽光発電の誤解の一つに暑い日に太陽光発電は良く発電するというものがあります。

これは一昔前に流行った太陽熱温水器の影響もあるかと思いますが、太陽光発電に温度は関係なく日照量(明度)によって発電します。

というよりも太陽光発電は熱に極めて弱く、気温が高い地域よりも低い地域のほうが発電効率が高くよく発電してくれます

ちなみに太陽光発電が一番発電する季節は春先です。

では気温上昇によってどの程度、発電パフォーマンスが落ちるかと言いますと、どのメーカーの太陽電池も25度を境に、温度が1度上がるたびに0.5%程度発電ロスが起きます。

なので最大250W発電する太陽光発電でも、夏場の昼間(35度)では、250W÷0.5%×10度で50Wの発電ロスが生じる事になります。

東京よりも北海道のほうが発電する?

東京よりも北海道のほうが発電する?
参照元:パナソニック太陽光発電webカタログ

パナソニックの太陽光発電を例にしますと、東京よりも雪が多い北海道札幌市のほうが一年間の発電量が多いことが分かります。

岩手県がちょうど東京都同じ程度の発電量ですね。

九州地方では、これまた東京よりも発電量が多い結果となっていますが、これは関東地方よりも九州地方のほうが日が長く日射量が多いことが要因です。

雪が多い土地だから太陽光発電に不向きとは一概には言えません。

太陽光発電と雪まとめ

太陽光発電というとつい最大出力や変換効率ばかりにに目が行きがちですが、CISモジュールのように高温時や影が出来ても発電ロスが少なかったり、出力低下が低かったりなどの生涯発電量のほうが実は大切です。

あなたのお宅の設置環境と相談して、例えば辺りに木がたくさんあって落ち葉による影響を受けそうはお宅や、東北地方等のように雪を考慮するような地域にお住まいの方はCISモジュールの検討をおすすめします。

ちなみにCISモジュールを使用している代表的なメーカーはソーラーフロンティアになります。

雪国にお住まいの方や高温地帯にお住まいの方などにCISモジュールはオススメです。

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