太陽光発電の電磁波の影響を身の回りの電化製品と比較してみた

太陽光発電を設置すると過剰に電磁波が発生するから、身体を壊すのでは?と言ったイメージを持たれている方もいらっしゃいます。

実際、私のお客様も気にされる方がいらっしゃいました。

『家の電気をまかないましょう!』

なんてフレーズで、大規模に家に設置するとなると小さな発電所になりますから、そのイメージを持つのも分かります^^;

確かに太陽光発電を設置する事によって家庭に新たな電磁波が発生します。

この電磁波がどの程度で、身体に毒なのか?

また、太陽光発電が発生させる電磁波と私達の身の回りにある電磁波を比べながら、どの程度の影響があるのかご説明します。

電磁波とは?

まず電磁波とは、そもそもなんなのかという事から簡単にご説明します。

電磁波とは、電気と磁気両方の性質をもつ振動(波)の事です

電気が流れている所では、必ず電磁波も発生しています。

単位はミリガウス(mG)またはガウス(G)またはテスラ(T)と表されます。

身の回りの電磁波

電気のある所に電磁波ありなので私達の身の回りは電磁波だらけだと言ってもいいですね(笑)。

さて、私達の身の回りのある電磁波を発生させる電化製品と電磁波の発生量が以下になります。

ドライヤー 70mG
洗濯機 30mG
電子レンジ 200mG
炊飯器 40mG
冷蔵庫 20mG
ファックス 2mG
エアコン 20mG
掃除機 200mG
テレビ 20mG
電気カーペット 104mG

太陽光発電が発生させる電磁波

冒頭でもご説明したように、太陽光発電を設置したことによって電磁波が発生します。

それは主に、太陽電池モジュール周辺とパワーコンディショナ周辺で発生します。

発生量は

  • 太陽電池モジュール・・・80mG程度
  • パワーコンディショナ・・・75mG程度

※太陽光発電の場合、太陽電池モジュールの枚数によって発生する電磁波は変わってきます。

太陽光発電を設置すると、だいたいドライヤー使用時の電磁波と同程度の電磁波が発生する事が分かりますね。

太陽光発電が及ぼす身体への害は皆無?

そもそもな話しをすると、電磁波は身体の毒なのでしょうか?

WHO(世界保健機関)では、電磁波が身体に及ぼす因果関係について下記のように記しています。

今日まで、組織に熱が発生するよりも低いレベルの RF 電磁 界ばく露による健康への悪影響について、研究による一貫性のある証拠は示唆されていません。
さらには、電磁界ばく露と自己申告の身体症状または“電磁過敏症”との因果関係について、研究による裏付けは得られていません。
WHOファクトシートより引用

要するに、電磁波を大量に浴びる事によって身体へのリスクは現れる可能性はありますが、一般的に過ごしている程度の電磁波ではその可能性はほとんどないと言える事になります。

上記の太陽光発電から発生する電磁波を見てもらっても分かりますが、他の家電製品(電子レンジ、掃除機、カーペットなど)のほうが電磁波の発生量は多いという状況ですので、電磁波に関してはあまり過敏に考えなくていいかと思いますよ^^

従ってメーカーを比較する際に電磁波については考えなくて大丈夫です。

ちなみに太陽光発電システムによる電磁波の影響は身体へはほとんどありませんが、ラジオ、テレビ、アマチュア無線などの電波を利用する機器と太陽光発電の電磁波が影響する場合があります。

特にラジオなどでは『ブーン』などと、音がするノイズが発生する時があります。

対策としては、パワーコンディショナの近くに基地局やテレビを置かないなどになります。

ただこれも気になるレベルのもではなく時折、周辺環境や自然の影響によって電気の流れが不安定になった時に起こるものです。

電磁波は、ほとんど身体へも生活へも影響を及ぼしませんのでご安心ください^^