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太陽光発電の施工方法【画像あり】

太陽光発電の営業マンに多いのがモジュール(パネル)やパワーコンディショナーなどの周辺設備に関しては詳しいけど、それを設置する施工法に関しては無知な人です。

このようなタイプの営業マンは商品を売る事しか頭にないので、施工に関して興味が沸きません。

家もそうですが、実際に買うってなった時にあなたの一番近くにいるのは営業マンになります。

その営業マンが商品を売る事しか頭にないような人間だったら、商品購入後のアフターケアもたかが知れているというものです。

確かに太陽光発電を購入する上でその施工方法の専門家になる必要はありませんが、自分の家にあった施工方法くらいは頭に入れておくべきしょう。

そうすれば営業マンの営業トークにも気がつけるはずです。

屋根の構造

屋根の構造
太陽光発電システムの施工にあたっては、太陽電池モジュールを搭載する屋根の構造を知っておく必要があります。

日本の伝統的な木造住宅の構造で説明すると、屋根荷重を支える『小屋組』とその荷重を基礎に伝える『軸組』があります。
設置される太陽電池モジュールの荷重も小屋組から軸組、そして基礎へと荷重が伝えられます。

太陽電池モジュールを設置する場所である屋根材の下部は、垂木(たるき)の上に野地板(のじいた)があり、さらにその上に防水のために設けられているルーフィングがあります。

一般的には、野地板または垂木に金具を固定し、その金具に太陽電池モジュールを固定することになります。

太陽電池モジュールが強風などに耐えられるように、野地板の種類や板厚、垂木の断面寸法などに条件が付いています。

設置する際の制約条件は各メーカーによって異なりますので、設置する前に十分にチェックするようにしましょう。

なお、屋根の材質や形に関しての特徴については、別ページにまとめましたので、そちらのページを参考にして下さい。
⇒ 太陽光発電を設置する時の屋根は瓦がいいの?トタンがいいの?

施工方法

垂木固定方式(アンカー工法)

垂木固定方式
屋根の垂木(屋根を支える為の棟木から軒桁に架け渡す長い木材)に架台設置の為のネジを打つ施工方法です。

長所としては、少ないネジの本数で架台を強化する事が出来る点です。

短所は、垂木がある場所しか架台を設置できないので、設置できるモジュールの枚数が限られてしまいます。

横ラックレス方式

横ラックレス方式
通常、縦と横に架台を取り付けて、その上にモジュールを設置していきますが、横ラックレス方式は縦、横どちらかの向きだけの架台だけを使用してモジュールの取り付けを行う施工方法です。

長所としては、屋根に負担が少ない点です。

短所としては、強度は多少落ちます。

キャッチ工法

キャッチ工法
金属屋根材を専用の取り付け金具(屋根材取り付けビス)で挟み、それをボルトで固定する施工方法になります。

長所は、屋根に穴を空けないので雨漏りの心配が一切ありません。

短所は、金属屋根でしか施工が行えないことや、キャッチ工法が出来る施工業者が少ない事などがあります。

支持瓦工法

支持瓦工法

穴を開ける屋根瓦をアルミ製の瓦に変更して、その瓦に設置する施工方法。

長所は、自分の屋根を傷つけない点です。

短所は、支持瓦の枚数分施工費用が膨らみます(広い屋根の場合は要注意)。

支持金具工法

支持金具工法
垂木の上に補強板を敷き、その上に支持金具をネジで固定する施工方法。

長所は、強度が強い事です。

短所は、多くの瓦をめくって作業するので施工業者もミスが出やすいです。

ステップバー方式

ステップバー方式

モジュールを支えるステップスタイルを使う事で、屋根からモジュールが離れず設置できる施工方法になります。

長所としては、外観がとてもスマートでカッコいいです。

短所は、夏場にモジュールの熱が上がって変換効率が落ちます。

平瓦一体型方式

平瓦一体型工法
瓦部分にモジュールを敷く施工方法です。

長所は、太陽光発電が目立たず設置できます。

短所は、通常のモジュールよりも発電性能が低い。

太陽光発電におけるトラブルのほとんどは施工によるものです。

価格だけで比較することなく、販売店や施工業者の実績やアフターサビスも比較対象としましょう。

重石工法

重石工法
屋根に傾斜がない陸屋根では、重石工法での施工も可能です。

重石工法はコンクリートブロックの上に架台を設置して太陽光発電を設置する施工方法になりますが、比較的安価で耐久性に優れている点に特徴があります。

今までは陸屋根に太陽光発電を設置する時には、陸屋根の防水シートを打ち抜いて施工するため住宅メーカーからのの防水保証が無効になってしまうなどのネックがあり太陽光発電の普及が進んでいませんでしたが、重石工法が2015年に開発されたことにより後付けでも太陽光発電が問題なく設置できるようになりました。

設置工事期間は一日

太陽光発電の設置工事期間はだいたい一日程度です

太陽光発電と聞くと大規模な工事を想像される方もいらっしゃるかと思いますが、太陽光発電の設置工事はおよそ一日程度で完了します。

当日施工する人数も3〜4人と言ったところです。

ただ、設置工事の前に家に足場を組みます。

この足場を組む作業自体も半日程度で完了しますが、施工業者の日程によって足場をかけてから一週間ほどして施工にとりかかる所もあります。

また、太陽電池モジュールの設置は屋根での工事になりますので、施工中に雨や風などが強くなってくると施工の中断をせざるを得なくなります。

そうなると施工が二日に渡ることもありますが、なにもない日であれば一日程度で完了します。

ちなみに太陽光発電を設置すると、近所でちょっとした話題になります。

派手にその日を迎えたい方は祝日や休日、粛々と行い方は平日に行う事をおすすめします。

足場を組まずに施工する業者は要注意?

太陽光発電の足場
太陽光発電の設置はどんな施工法でも屋根への設置に関しては足場を組んでから行うのが通常です。

それはきちんと法律で決まってるんですね。

労働安全衛生規則第518条
事業者は、高さ二メートル以上の箇所(作業床の端、開口部を除く)で作業を行う場合において墜落により労働者に危険をおよぼすおそれのあるときは足場を組み立てる等の方法により作業床を設けなければならない。

もちろんこの法律に関しても、施工業者は知っています。

太陽光発電の施工に関しては誰でも行えるわけではなくて、各メーカーが発行する施工IDを取得せずに施工してしまってもメーカー保障が受けられません。

ちなみに施工IDの取得は、15日間の研修期間が必要で費用は22万円程度になります。

このように法律で決まっている事に関しても、安さをウリにするような販売店は施工費を少しでも削る為に、足場を組まずに施工する業者もいます。

だけどこれって消費者側からしたら安くなるんだからいいんじゃないの?って感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、よく考えてみて下さい。

足場を組む必要があるのは労働者保護のためです。

屋根の上って万が一のこともある危険な場所です。

そこで作業する労働者を守ろうとしない会社の精神には私は共感できませんし、施工会社にそのような所を使っている販売店も私は信用しません。

現に太陽光発電においての一番のトラブルの原因は施工によるものです。

また、設置工事館をわざと長くし施工費を多めに請求してくる業者もいます。

設置してからトラブルになるより、トラブルのニオイがする業者とは付き合わない事が賢明ですね。

太陽光発電施工方法まとめ

太陽光発電の設置時には職人さんが4~5人が総出で家を出たり入ったり、屋根に登ったりします。

当然近所にも迷惑をかけることになりますので、工事の前に職人さんが近所へ挨拶をしてくれたり、職人さんの人柄であったりも業者選考の大切な基準になります。

設置工事期間の確認と一緒に職人さんの人柄や工事手順なども含めて確認しておくとよいでしょう。

ちなみに工事当日には家の方どなたか一人がいらっしゃれば工事は可能です。
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