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太陽光発電を使って電気代を0円にするカラクリとコツ

太陽光発電を設置する事で電気代が相殺されるイメージ

太陽光発電を設置して電気代を0円にしましょう。

このようなキャッチーなタイトルをインターネット上や家電量販店などで目にする機会があります。

電気代0円というのはとても魅力的ですが、これには少し説明が必要です。

というのも、太陽光発電が発電するのは太陽が出ている昼間だけなので太陽が沈んだ夜間は今まで通り電気を買います。

太陽光発電で発電して余った余剰電力を電力会社に売れるわけですが、この売電分は夜間に使用した買電分と相殺されるわけではなく、使用した電気は使用した電気で請求があり、売った電気は売った電気として明細が届きます。

なので『太陽光発電を設置して電気代を0円にしましょう。』というのは、買った電気代から売った電気代を引いて0円にしましょうということなんですね。

太陽光発電にとって劣悪な環境(周りが大きな林に囲まれているお宅や屋根が極端に小さいお宅)でなければ、このような電気代0円住宅も夢ではありません。

実際に、私が担当していたお客様の中にも電気代0円を達成されているお宅が何件もありました。

太陽電池が発電する仕組み

太陽電池モジュールはシリコンなどの結晶で出来ています。

そのモジュールは、電子を余計にもった不純物が含まれたN(negative)型半導体と、電子の少ないホウ素などの不純物が入ったP(positive)型半導体を重ね合わせて出来ています。
太陽電池発電の仕組み(N型、P型)

この太陽電池モジュールに太陽の光が照射すると正孔(+)と電子(−)という原子になります。
太陽電池発電の仕組み(太陽照射)

正孔(+)はモジュールのP型半導体のほうへ、電子(−)はN型半導体のほうへ集まります。
太陽電池発電の仕組み(+と−)

その正孔(+)と電子(−)の原子の流れを直流電流と言います。

それぞれ導線によってパワーコンディショナに送られて家で使える交流電流に変換して使ったり、使い切れなかったぶんを売ったりしてくれるというわけです。
太陽電池発電の仕組み(パワコンに流れる)

P型とかN型とか、正孔とか電子とか聞き慣れない単語が出てきましたが、要するにモジュールに太陽の光が当たると2種類の電気の元が発生して、それぞれ集めてパワーコンディショナに送ってるということです。

最後だいぶはしょってしまいましたが、イメージを掴んでお子さんに発電の仕組みを教えてあげて下さい。

また、太陽光発電はモジュール(パネル)とパワーコンディショナだけで構成されているわけではありません。

太陽光発電が発電してから各電力会社に電気が売れるまでをしっかりと理解すると、より太陽光発電を活かせます。

太陽光発電システムの仕組みというものを理解して、賢いエコライフを送りましょうね。

太陽光発電を設置したらバンバン電気を使ってもいい?

しかし、そのようなお宅では家族で協力して、節電してできるだけ多くの電気を売電に回そうという意識が高かったです。

逆を言えば、いくら太陽光発電にとって環境の良い日当りの良い屋根の広いお宅であってもバンバン電気を使うようであればいつまでたっても電気代0円は目指せないでしょう

太陽光発電はそんな魔法の杖ではないことをキモに命じましょう。

それに、平成26年6月時点で、オール電化のお宅であれば昼間38円、夜間12円(電化上手プラン)という電気を買って生活しているわけですが、売電価格が31円/kwh(抑制対象地域は33円/kwh) になります。

そう考えると買う電気代の平均値が25円((38円+12円)÷2)で売電価格が31円ですので、太陽光発電で作った電気は家で使用するより売ったほうがオトクということが言えます

一日の発電イメージ

売電の仕組みイメージ図
まず原則的に、10kW未満の太陽光発電システムでは屋根で作った電気全てが電力会社に売れるわけではありません。

どの部分が売れるかといますと、屋根で作った電気を一旦自分の家の電気として使用し、そして余った電気だけが電力会社に売られていきます。

2017年の段階では、この売る電気の価格は28円(出力制御対応機器の設置義務ありの地域は30円)となっています。

なので、太陽光発電を設置したからと言ってなにか煩わしい作業が増えるわけではなく、機器が自動的に買う電気、売る電気と仕分けてくれるというわけです。

太陽光発電を設置する上で、現在お住まいの発電状況を知る事はもちろん大切ですが、おおまかに一日の発電状況も頭に入れておきましょう。

上記のグラフを参考にポイントは2点あります。

  1. 昼間の電気の節約
  2. 電気代は0円にはならない

昼間の電気の節約

朝、太陽と同時に徐々に発電していき、14時頃をピークにそこから発電量が低下していき夏場は18時〜19時まで、冬場であれば17時〜18時まで発電します。

そして太陽光発電の一番の魅力は昼間に使い切れなかった電気が電力会社に売れるという事です。

私がしているシミュレーション例でも太陽光発電で作った電気の3割が昼間に使用している電気としていますが、昼間に使う電気を節約する事がたくさんの売電収入を得る方法となります。

電気代は0円にはならない

グラフを見てみると夜から朝方にかけて電気を使用した場合は通常通り電力会社から電気を買う事になります。

だいたい18時〜19時で太陽は沈んでしまうと考えるとそれ以降に電気を使わなければ買う電気はなくなりますが(厳密には待機電力も発生するのでゼロにするのは不可能です)、現実的ではありません。

なので私もこのサイトで『太陽光発電によって光熱費0円を目指せる』と書いていますが、それは電力会社からの請求の額を0円にするということではなく、買った電気代と売った電気代を相殺して0円にすることを意味しています。

上記の発電イメージ図で一日の太陽光発電の発電の流れが分かっていただけたかと思います。

しかし、『本当に光熱費が0円になりますよ〜』などと過剰なセールストークによって太陽光発電を販売する悪質な業者も残念ながら存在します。

もっとひどい悪徳業者になると『儲かりますよ〜』トークになりますので、本当に注意が必要です。

このような業者に騙されない為にも、実績のある信頼のおける業者にお願いする事が大切になります。

大切なのは一年を通して見たときにどれだけ節電できているか

すごく基本的な事ですが、太陽光発電は太陽光発電が出ている時に発電してくれて、太陽が沈んだら発電もストップします。

その為、日照時間が多い夏場(6〜8月)に一番多く発電し、冬場に(12〜2月)に発電量が少なくなります

一年中同じように発電してくれるわけでなく、発電量にも波があるんですね。これに加えて、その家庭での電気の使い方にも波があります。

夫婦2人、小学生のお子さん2人おお宅であれば、お子さんが夏休みや冬休みに入れば当たり前ですが家に人がいる時間が増えます。夏場や冬場はエアコンを使う機会も増えるというわけです。イコール電気の使用量が増え、太陽光発電で作った電気を売れる量も少なくなります。

そうやって考えた時に、一年を通して見てどれだけ節電出来るかがキーポイントになるわけです。

先月たくさん売れたから今月も同じように売れるわけではありません。今月プラスの収支でも来月マイナス収支になります。

そうゆう一年間の自分の家庭での電気の使い方を把握し、来年はエアコンの使い方を気をつけたり、オール電化のお宅であれば夜間電力の安い電気を使うように努力したりして、太陽光発電を上手く使えるようになれば、理想とする電気代0円も夢ではありません。

『節電』とか『節約』とか書くと、何かを我慢するような、ちょっとストレスを感じる方もいらっしゃかると思いますが、太陽光発電を設置しているお宅は割と楽しみながら節電に励んでいる家庭が多いように見受けられました。

リアルな発電量を確認できるカラーモニタを帰宅してからの楽しみにしている旦那さんも多かったです。

太陽光発電電気代0円まとめ

今はまだ蓄電池の価格が高く仮に太陽光発電で作った電気を自分の家で使えて電気代が0円になったとしても設備の費用が負担となってしまいますが、蓄電池の性能が今よりまして、電気自動車なども取り入れた本当のスマート住宅として太陽光発電が活用されるのが今後の理想像でしょう。

また固定価格買取期間満了後(住宅用は10年、産業用は20年)では自らの自宅で太陽光発電を消費することも大いに考えらえれます。

太陽光発電の設備回収期間が9年程度とされているので、そうなれば本当に電気代というより光熱費0円で住宅への出費も0円が目指せます
夢がありますね。

ただ、太陽光発電の売電価格や補助金が年々減額されている状況になりますし、年月が経てば住宅のメンテナンスとの兼ね合いも生じてきます。

太陽光発電の設置に関しては新築時に設置するのがベストではありますが、後付けでもメリットは十分に出ます。
まずはご自分の家でどれだけの電気代が作れて、どれだけの電気代が売れて、電気のライフスタイル的に設備の費用の回収はいつ頃になるのかをシミュレーションしてもらうことをおすすめします。

電気代0円の為にも設置検討は早めのほうがよいでしょう!
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