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太陽光発電の電圧上昇抑制回避まとめ

電圧上昇抑制とは

逆潮流太陽光発電の目玉の一つに余剰電力が売れる事があります。

少しでも節電して、余剰電力を増やす事が太陽光発電における攻略法(なんの?。)であったりもします。

しかし、時にこの余剰電力が売れない現象が発生します。

『どうしよ!太陽光発電が壊れたぁぁぁ!!!』と、一瞬頭が真っ白になりそうなこの現象ですが、きちんと理由があり、決して故障ではありません。

電圧(電気を流そうとする圧力)は高い所から低い所へ流れる仕組みがあり、この電圧の仕組みを利用して電気の売り買いをしています。

太陽光発電を設置すると電気が作られ電圧が上がり、電圧の低い電力会社側へと流れていきます。

これが電気を売るという逆潮流と言われるものです。

しかし、周辺環境でこのように電気を売る家が増えると、その周辺の電圧は一時的に上昇します。

自宅で余剰電力が発生しているにも関わらず、周辺環境の影響で電線に流れる電圧のほうが高くなる場合があります。

こうなると一般家庭の電圧の規定値(101V±6(95V〜107V))にパワーコンディショナが電圧を抑制します。

このパワーコンディショナによる電圧の抑制行為を電圧上昇抑制と言います

ちなみに電圧上昇抑制が作動すると売電行為はできなくなります。

電圧上昇抑の原因と対策

出来れば避けたい電圧上昇抑制ですが、その原因は様々あります。

電圧上昇抑制の原因を理解して、適切に対策できるようにしておきましょう。

引き込み線(電線)が細い

引き込み線(電線)が細い
上記にもあげましたが、電圧とは電気を流そうとする圧力の事です。

引き込み線が細いと電圧が高くなってしまいます。

満員電車の乗り降りで扉近くの人がギュウギュウになるイメージです(ちょっと違うか?。;)

この引き込み線に関しては実際に電圧上昇抑制が働いてからでないと対処できません。

対処の仕方としては、電力の上昇抑制が働いたある一定期間(1週間〜2週間)を記録しておいて、それを電力会社に提出して電力会社に引き込み線を太くしてもらいます。

しかし、必ずしも引き込み線を太くしてもらえるというわけではなく、電力会社が改めて計測して判断と言う形になります。

機器同士のケーブルが長い

パワーコンディショナ、分電盤、電力量計はケーブルで繋ぐ事になりますが、この機器同士が離れていると電圧が上昇しやすくなります。

ケーブルが長ければ長くなるほどケーブル内で電流の抵抗が起きやすくなる為です。

自宅から駅までが遠いと信号が多くなる現象に似ています(ちょっと違いますよね。;)。

これに関しては一般住宅にで屋根に太陽光発電を設置されている方ではあまり起きませんが、まれに倉庫の屋根などに太陽光発電を設置する方もいらっしゃってそのようなお宅では、このケーブルの長さも注意したほうがいいですね。

10件程度の住宅の塊で、近所のお宅がほとんど太陽光発電を設置している

10件程度の住宅の塊で、近所のお宅がほとんど太陽光発電を設置している
建て売り住宅なんかでよく見ますが、10件程度の新築のお宅の集まりです。

その10件は大抵同じ電線で繋がれています。

この10件が太陽光発電を設置してしまったら、当然売る電気の量が増えて引き込み線内の電圧が上昇します。

実際、この周辺環境によって電圧上昇抑制が働くケースが多いというのが実情です。

これに関しても電線を太くしてもらう事で電力会社に対応してもらいましょう。

電圧上昇抑制まとめ

ツラツラと電圧上昇抑制について書きましたが、私のお客さまではまだ電圧上昇抑制が働いたお宅はありません

しかし今後、太陽光発電が普及すれば電圧上昇抑制が働きやすくなるのは明からです。

現状、電圧上昇抑制が働いてからの対処という事になるので少し不安な部分もあるかと思いますが、電圧上昇抑制が働いても数分になりますので大した被害になる事はまれです。

電圧上昇抑制では『引き込み線』『ケーブルの長さ』『周辺環境』がキーポイントになります

もし発生してしまったら、抑制期間の記録をとっておきましょう。

そして頻繁に電圧上昇抑制が発生するようでしたら、ご自宅の管轄の電力会社に電話して相談にのってもらいましょう。
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